2025年6月にタイガー魔法瓶の圧力IH炊飯ジャー「ご泡火炊きシリーズ」から、最新モデルJRI-G100が発売されました。
これにより、2024年モデルのJRI-A100は型落ちとなりました。

価格差は約3万円ありますが、そのぶん機能や使い勝手に違いがあるのか、6つの視点から丁寧に解説していきますね。
まずは、両モデルの主な違いをざっくり整理してみましょう。
- おにぎりメニュー搭載の有無
- 炊飯時の消費電力の違い
- 本体カラーの違い
- 抗菌しゃもじの付属の有無
- JRI-A100は約3万円安い
それぞれのモデルがどんな人に向いているのかも、あわせて整理しておきますね。
- 冷めてもおいしいごはんを楽しみたい方
- おにぎりや作り置きをよく作る方
- 最新モデルの使い勝手に惹かれる方
- 予算を抑えつつしっかり炊きたい方
- 抗菌しゃもじ付きで衛生面も気になる方
- 信頼あるベーシック機種を探している方
ではこのあと、6つの違いをひとつずつ詳しく見ていきましょう。
▼2025年モデル「JRI-G100」


▼2024年モデル「JRI-A100」


JRI-G100とJRI-A100の違いを徹底比較!
JRI-G100とJRI-A100には下記の違いが見つかりました。
比較ポイント | JRI-G100 | JRI-A100 |
---|---|---|
おにぎりメニュー | あり | なし |
抗菌しゃもじ | なし | あり |
年間消費電力量 | 90.7kWh | 90.8kWh |
重さ | 5.4kg | 5.5kg |
カラーラインナップ | オフブラック/オフホワイト | マットブラック/マットホワイト |
実売価格 | 約82,800円 | 約48,000〜51,800円 |
それぞれ詳しく見ていきましょう!
おにぎりメニューの違い
モデル | 搭載の有無 |
---|---|
JRI-G100 | あり |
JRI-A100 | なし |
JRI-G100には「おにぎりメニュー」が搭載されています。
冷めてもおいしく食べられるよう、炊き方にこだわった専用プログラムです。
水加減や加熱時間が最適化されていて、握ったあとのホロッと感やもっちり感をしっかりキープしてくれるんです。
一方、JRI-A100にはこの機能がなく、通常の白米モードで調整することになります。
お弁当づくりが日常の方や、作り置きする機会が多いご家庭にはG100が便利に感じられるはずですよ。

抗菌しゃもじの違い
モデル | 付属の有無 |
---|---|
JRI-G100 | なし |
JRI-A100 | あり |
JRI-A100には、抗菌加工が施されたしゃもじが付属しています。
濡れた状態で置いても清潔を保ちやすく、衛生面が気になるキッチンまわりで安心感がありますね。
一方、JRI-G100には抗菌仕様のしゃもじは付いていないため、気になる方は別途用意するのがよさそうです。
特に小さなお子さんがいるご家庭や、食中毒が心配な季節には、こういった配慮があると心強いですよ。
年間消費電力量の違い
モデル | 年間消費電力量 |
---|---|
JRI-G100 | 90.7kWh |
JRI-A100 | 90.8kWh |
年間の消費電力量は、JRI-G100のほうがわずかに少なめです。
炊飯時の電力はG100が181Wh、A100が185Whと軽く抑えられていますね。
ただ、保温時の消費はA100のほうがわずかに省エネなので、差し引きすると実感しにくい程度かもしれません。
電気代に換算すると年間で30円ほどの差なので、省エネ意識が強い方向けの比較ポイントになります。

重さの違い
モデル | 本体重量 |
---|---|
JRI-G100 | 5.4kg |
JRI-A100 | 5.5kg |
JRI-G100のほうが、100gほど軽い設計になっています。
わずかな違いではありますが、掃除や模様替えのときなど、動かす場面では助かるかもしれません。
ただし、炊飯器は基本的に据え置きで使う家電なので、日常的な使い勝手に大きな差はないと考えてよさそうです。

カラーラインナップの違い
モデル | カラーバリエーション |
---|---|
JRI-G100 | オフブラック/オフホワイト |
JRI-A100 | マットブラック/マットホワイト |
JRI-G100は「オフ」カラー、JRI-A100は「マット」カラーと、表現が少し異なります。
G100のオフ系はやさしい印象で、ナチュラルなキッチンになじみやすい雰囲気。
一方でA100のマット仕上げは、ツヤを抑えた落ち着いた印象で、存在感がしっかりあります。
キッチンのインテリアに合わせたい方は、質感にも注目して選んでみてください。

価格の違い
モデル | 参考価格 |
---|---|
JRI-G100 | 約82,800円 |
JRI-A100 | 約48,000〜51,800円 |
※2025年6月18日現在の価格です。
JRI-G100とJRI-A100の価格差は約3万円。
新たに追加されたおにぎりメニューや、軽量化、省エネ設計などがこの差に反映されています。
ただし、A100には抗菌しゃもじが付属するなど、機能面で優れている点もあるため、どちらを重視するかが選びどころですね。
価格を抑えつつ基本性能をしっかり押さえたいならA100、ごはんの仕上がりにこだわりたいならG100が向いていますよ。

スペック比較表
項目 | JRI-G100 | JRI-A100 |
---|---|---|
製品名 | JRI-G100(2025年モデル) | JRI-A100(2024年モデル) |
炊飯方式 | 圧力IH | 圧力IH |
最大炊飯容量 | 5.5合 | 5.5合 |
内釜素材 | 土鍋かまどコート釜 | 土鍋かまどコート釜 |
内釜厚さ | 2.0mm | 2.0mm |
重量 | 5.4kg | 5.5kg |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 26.0×35.4×20.0cm | 26.0×35.4×20.0cm |
消費電力(定格) | 1210W | 1210W |
年間消費電力量 | 90.7kWh | 90.8kWh |
炊飯時消費電力 | 181Wh/回 | 185Wh/回 |
保温時消費電力 | 16.7Wh/時 | 15.9Wh/時 |
炊飯メニュー(おにぎり) | あり | なし |
しゃもじ抗菌加工 | なし | あり |
カラーバリエーション | オフブラック/オフホワイト | マットブラック/マットホワイト |
発売日 | 2025年6月21日 | 2024年6月21日 |
価格 | 約82,800円 | 約48,000〜51,800円 |
基本スペックはほぼ同じですが、「おにぎりメニュー」や「抗菌しゃもじ」など、日常使いに差が出る工夫に注目です。
数字上の違いだけでなく、どこを重視したいかで選びやすくなりますよ。

▼朝炊いたごはんが、お昼までふっくら。作り置き派には頼もしい一台!


▼3万円近くお得に!必要な機能はしっかり揃った安心モデル。


JRI-G100とJRI-A100の共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。『どちらを選んでも安心』と思えるポイントばかりですよ。
ふっくらごはんを支える圧力IH炊飯
毎日のごはん、せっかくならおいしく炊きたいですよね。
このシリーズには、圧力をかけながらIHで加熱する「圧力IH炊飯方式」が採用されています。内釜全体がしっかり加熱されるので、お米の芯まで熱が届きやすく、ふっくらした仕上がりになります。
さらに、熱が均等に伝わることで炊きムラも起きにくく、たくさん炊いても味が安定しやすいのがうれしいところです。

香りと甘みを引き出す「ご泡火炊き」
ごはんの香りや甘み、しっかり味わいたい方にうれしいのが「ご泡火炊き」機能です。
炊飯中に釜の中で細かな泡がたくさん発生し、お米をやさしく包みながら加熱してくれるんです。これが粒立ちを守りながら、ほどよい柔らかさに仕上げてくれます。
炊きムラを抑えてくれるので、どこをすくっても同じおいしさが楽しめるのも安心ですね。

土鍋風の熱でしっかり炊ける内釜
ごはんの仕上がりは、内釜の性能も大切ですよね。
このシリーズに採用されている「土鍋かまどコート釜」は、熱をじっくり伝えるセラミックコート仕様。土鍋のような蓄熱力があるので、熱ムラを抑えてふっくらとした炊き上がりを実現します。
焦げ付きにくい加工がされていて、お手入れもラク。保温していてもごはんがパサつきにくいのも、毎日のことだからうれしいですね。

毎日の炊飯にちょうどいい5.5合
ごはんの量、どのくらい炊けるかも大事なポイントです。
JRI-G100とJRI-A100は、どちらも5.5合炊き。4〜5人家族の食卓にぴったりなサイズ感で、1回で1日分炊いて冷凍保存もできます。
まとめて炊いておけば、時間のない朝や忙しい夜もスムーズ。毎日のごはん作りが、ちょっとラクになりますよ。

JRI-G100の口コミや評判
JRI‑A100の口コミや評判
- 白米の水加減通りに炊いたら柔らかすぎて、においも気になった
- 操作パネルの文字が小さくて見づらい。保温するとご飯が乾燥しやすい気がする
炊き加減や保温の具合については、使い始めに戸惑う声も見られました。
ただ、水の量をやや控えめにすることで調整が可能ですし、操作も慣れれば問題ないという意見もあります。
表示の見え方が気になる場合は、使用環境や照明の工夫でカバーできそうですね。
- 早炊きでも極うまでも、ご飯がふっくらツヤツヤに仕上がる
- 「極うま」モードが本当に美味しくて驚いた
- 保温してもご飯が固くならず、3日後でも美味しかった
- 多機能で、ボタンも見やすく操作しやすい
- ご飯がもちもちで見た目も艶やかに炊き上がる
炊き上がりの美味しさに関しては、極うまモードや早炊きでもふっくら仕上がる点が好評です。
保温後も味が落ちにくく、少量炊きや粒立ち保温などの機能も日常使いに便利。
ご飯の食感や見た目にこだわる方にも満足度が高いようですね。
JRI-G100とJRI-A100 どっちがおすすめ?
どちらも「ご泡火炊き」シリーズですが、暮らしに合わせた選び方で満足度はぐっと変わります。
「これが欲しかった」と思える一台を、ここで見つけてくださいね。
JRI-G100がおすすめな人
- 冷めても美味しいごはんでおにぎりを作りたい方
- お弁当や作り置きに活用したい方
- 新機能のある最新モデルに魅力を感じる方
- 少しでも省エネや軽量性を重視したい方
JRI-G100は、「おにぎりメニュー」を新たに搭載したモデル。
冷めても硬くなりにくいごはんに炊き上げてくれるので、お弁当や作り置きごはんにぴったりです。
また、本体の軽量化やわずかながらの省エネ性能アップも嬉しいポイント。
最新モデルならではの安心感や、日々の使いやすさを求める方に向いています。

▼おにぎりメニュー搭載。冷めてもホロっと、もちっと感が続きます。


JRI-A100がおすすめな人
- 価格と機能のバランスを重視したい方
- 衛生面にも気を配りたい方
- 信頼性のある実績モデルを選びたい方
JRI-A100は、後継モデルの登場により価格が大きく下がった今が狙いどき。
「圧力IH」や「ご泡火炊き」などの基本性能はしっかりと備えており、実際の口コミでも炊き上がりや保温に満足する声が多く見られます。
さらに、抗菌しゃもじが付属している点も衛生面を重視する方にはうれしいポイント。
型落ちでも十分な性能で、コスパを重視する方にぴったりの一台です。

▼後継モデルの登場で、コスパがぐっと上がった今が狙い目!


よくある質問 Q&A
Q おにぎりメニューは通常の炊飯と何が違うのですか?
A おにぎりメニューは、冷めても美味しさと食感を保てるように調整された炊飯モードです。時間が経ってもべたつかず、弾力のあるごはんに仕上がります。
Q 抗菌しゃもじは本当に必要ですか?
A 抗菌しゃもじは雑菌の繁殖を抑える加工がされており、清潔を保ちやすいので衛生面が気になる方におすすめです。
Q 炊き上がりの味に違いはありますか?
A どちらもふっくら美味しく炊けますが、おにぎりメニューのあるG100は冷めたごはんでも風味が保たれやすい傾向があります。
Q 保温性能に違いはありますか?
A どちらも性能は似ていますが、A100の「粒立ち保温」は長時間でもふっくら感を保てると好評です。
Q スマホ連携や予約炊飯機能は使えますか?
A スマホ連携はできませんが、どちらも予約タイマー機能があり、好きな時間に炊き上げることができます。
Q 炊き込みご飯や雑穀米も炊けますか?
A どちらの機種も炊き込みご飯や雑穀米など多彩なメニューに対応しており、具材入りでもムラなく美味しく炊けます。
まとめ|JRI-G100とJRI-A100の違いを徹底比較!
ここまで、JRI-G100とJRI-A100の違いについて詳しく見てきましたね。
どちらも圧力IHやご泡火炊きなど共通の魅力を持ちながら、使い勝手に影響する特徴がいくつかありました。
- JRI-G100はおにぎりメニュー搭載で、冷めてもおいしく仕上がる
- JRI-G100は軽量で、省エネ性もほんの少し高い
- JRI-G100はオフカラーで、やさしい雰囲気のキッチンに合いやすい
- JRI-A100はマットカラーで、落ち着いた存在感がある
- JRI-A100は抗菌しゃもじが付属していて、衛生面がうれしい
- JRI-A100は価格が約3万円安い
おにぎりやお弁当用のごはんにこだわりたい方には、JRI-G100の炊き分け機能が頼もしいですね。
一方で、価格を抑えつつも基本性能に満足したい方には、JRI-A100がぴったりの選択肢になりそうです。
炊きたてはもちろん、冷めてもおいしいごはんが味わえるのは、長年ごはんと向き合ってきたタイガーならではの魅力ですね。
▼「お弁当のごはんが美味しいね」って言われたい方へ。


▼今がチャンス!型落ち価格で、高性能な圧力IHが手に入る

