2025年8月、東芝のスチームオーブンレンジ「石窯ドーム」シリーズに、最新モデルER-60Bが登場。
これにともない、従来モデルのER-60Aは型落ちとなりました。
「新型にするべきか、型落ちで十分なのか」迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ER-60BとER-60Aの違いをわかりやすくまとめて、それぞれどんな人に向いているかをご紹介します。

まずは、主な違いを一覧で見てみましょう。
- ER-60Bは一人分・二人分のあたため機能で量に応じた加熱がしやすい
- ER-60Bは庫内よごれプロテクトとバックライト液晶で快適に使える
- ER-60Aはトーストが短時間で焼き上がり、時短調理に向いている
- ER-60Bは本体サイズがコンパクトで、狭いスペースにも置きやすい
- ER-60Aは価格が約2万円安い
それぞれがおすすめなのはこんな方。
- 最新モデルの使いやすさを重視したい方
- 静音性や設置性にこだわりたい方
- 庫内の清潔さや見やすさを求める方
- 必要な機能だけあれば十分な方
- 価格をできるだけ抑えたい方
- シンプルに使いたい方
▼2025年最新モデル 石窯ドーム「 ER-60B」

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ER-60BとER-60Aの違いを徹底比較!
ER-60BとER-60Aには下記の違いが見つかりました。
比較ポイント | ER-60B | ER-60A |
---|---|---|
本体カラー | ホワイト | グランホワイト(扉が黒) |
あたため機能 | 人数選択メニューあり | 食品種類別メニュー |
トースト焼き時間 | 7分40秒(冷凍9分40秒) | 5分45秒(冷凍8分30秒) |
庫内コーティング | 庫内よごれプロテクト | 遠赤・脱臭ブラックコート |
液晶バックライト | あり | なし |
外形寸法・庫内サイズ | ややコンパクト・庫内高め | やや大きめ・庫内奥行あり |
設置寸法 | 左右3.0cmずつ | 左1.5cm/右4.5cm以上 |
本体の重さ | 約15kg | 約13kg |
消費電力量と電気代 | 電子レンジ59.4/オーブン14.0kWh | 電子レンジ57.0/オーブン16.4kWh |
価格 | 約47,000円〜 | 約28,000円〜 |
それぞれ詳しく見ていきましょう!
本体カラーの違い
モデル | 本体カラー |
---|---|
ER-60B | ホワイト |
ER-60A | グランホワイト(扉が黒) |
ER-60Bは全体が白で統一されていて、すっきりとした印象の外観です。
一方のER-60Aは「グランホワイト」とされていますが、扉が黒なので、正面から見るとかなり印象が異なります。
また、ボタン配置も異なり、ER-60Bは縦並びで左側、ER-60Aは横並びで下側に配置されています。
そのためER-60Bのほうが、立ったままの姿勢でも使いやすく感じられるかもしれません。
インテリアに自然になじむデザインや、操作のしやすさを重視する方には、ER-60Bの方が良さそうです。

あたため機能の違い
モデル | あたため機能 |
---|---|
ER-60B | 1人分/2人分、冷凍ごはん、牛乳、コンビニ弁当 |
ER-60A | ごはん、おかず、冷凍ごはん、牛乳、コンビニ弁当 |
ER-60Bには「あたため1人分/2人分」という量の選択ができるメニューが備わっています。
これにより、人数に応じた加熱ができて温めムラを防ぎやすくなっています。
一方のER-60Aは「ごはん」や「おかず」など、食品の種類に合わせたメニュー構成。
シンプルで十分な性能ですが、毎回メニューを選ぶ手間はやや気になるかもしれませんね。
生活スタイルに合わせて直感的に使いたいなら、ER-60Bのあたため機能は便利に感じられると思いますよ。
トースト焼き時間の違い
モデル | 焼き時間(通常/冷凍) |
---|---|
ER-60B | 7分40秒/9分40秒 |
ER-60A | 5分45秒/8分30秒 |
トーストの焼き上がりまでの時間は、旧モデルのER-60Aのほうが全体的に短めです。
朝の忙しい時間にサッと済ませたい方には、短時間で焼ける点がうれしいですね。
反対に、ER-60Bはやや時間がかかりますが、その分焼きムラが少なく、仕上がりの均一さが期待できます。
通常のトーストで約2分、冷凍トーストでは約1分10秒の差があるため、使い方のスタイルによって好みが分かれるところです。
庫内コーティングの違い
モデル | 庫内コート |
---|---|
ER-60B | 庫内よごれプロテクト |
ER-60A | 遠赤・脱臭ブラックコート |
ER-60Bは、汚れがつきにくい「庫内よごれプロテクト」を採用しています。
油汚れやソースの飛び散りも、サッと拭くだけで落としやすく、お手入れがとてもラクですよ。
一方のER-60Aは、加熱効率に優れた「遠赤ブラックコート」と、ニオイ対策の脱臭機能付き。
魚料理や匂いの強い食材にも対応しやすく、使い方次第ではこちらが便利に感じられる方もいるかもしれません。
清掃のしやすさを重視するなら最新モデルER-60B、加熱効率やニオイ移りが気になるなら旧モデルER-60Aがよさそうですね。
液晶バックライトの違い
モデル | 液晶バックライト |
---|---|
ER-60B | あり |
ER-60A | なし |
ER-60Bは液晶にバックライトが付いているので、表示が明るく、暗い場所でも見やすくなっています。
夜間や照明が暗めのキッチンでも、スムーズに操作できるのはうれしいですね。
ER-60Aにはバックライトがないため、明るい環境での使用が前提となります。
視力が弱い方やご高齢の方など、視認性が気になる場合は、ER-60Bが見えやすくていいですね。

外形寸法・庫内サイズの違い
モデル | 外形寸法/庫内サイズ |
---|---|
ER-60B | 468×384×338mm/374×310×180mm |
ER-60A | 480×390×325mm/376×320×173mm |
ER-60Bは、わずかに小ぶりで高さがあり、背の高い容器を入れやすい仕様です。
コンパクトなキッチンでも設置しやすく、使い勝手も考慮されています。
一方、ER-60Aは奥行がやや広めなので、大きめのプレートや皿を使う機会が多い方には向いているかもしれません。
置き場所や使いたい容器の形状に合わせて、どちらが便利かを見極めておくと安心です。

設置寸法の違い
モデル | 設置必要寸法 |
---|---|
ER-60B | 左右各3.0cm以上、上方10cm以上 |
ER-60A | 左1.5cm以上、右4.5cm以上、上方10cm以上 |
設置スペースの自由度にも差があります。
ER-60Bは左右均等に3cm空ければOKなので、壁際や隣に家具があっても置きやすい設計です。
一方のER-60Aは、右側に4.5cmのスペースが必要なので、右側が壁の場合は注意が必要です。
スペースが限られるキッチンでは、ER-60Bのほうが扱いやすさを感じるかもしれません。

本体の重さの違い
モデル | 本体重量 |
---|---|
ER-60B | 約15kg |
ER-60A | 約13kg |
ER-60Aの方が2kgほど軽く、移動や設置のしやすさがポイントです。
掃除のときに少し動かしたいときなど、軽いと扱いやすさが違いますね。
一方のER-60Bは重量感があり、設置後の安定性に優れています。
頻繁に動かさない予定であれば、重さはそこまで気にならないかもしれません。
消費電力量と電気代の違い
モデル | 電子レンジ/オーブン(年間) |
---|---|
ER-60B | 59.4kWh/14.0kWh |
ER-60A | 57.0kWh/16.4kWh |
年間の電気代は両モデルで大きな差はなく、約2,275円程度です。
ただし、オーブンをよく使うご家庭なら、ER-60Bのほうがやや省エネ性能に優れています。
電子レンジ中心で使うなら、どちらでもランニングコストに大きな差はありませんよ。
価格の違い
モデル | 価格(税込) |
---|---|
ER-60B | 約47,000円〜 |
ER-60A | 約28,000円〜 |
価格差は約2万円あります。
ER-60Bは、液晶の見やすさや汚れにくい庫内、操作性や設置のしやすさまで、毎日の使いやすさが細かく進化しているモデルです。
特に「毎日よく使う」「家事のストレスを減らしたい」方には、うれしい工夫がたくさん詰まっていますよ。
一方、型落ちのER-60Aは価格が抑えられているぶん、いまはとてもお買い得。
温めやトーストがメインの使い方なら、機能としてはじゅうぶん。ムダなく選びたい方にはER-60Aがぴったりです。
スペック比較表
比較項目 | ER-60B | ER-60A |
---|---|---|
本体カラー | ホワイト | グランホワイト(扉が黒) |
あたため機能 | 1人分/2人分、冷凍ごはん、牛乳、コンビニ弁当 | ごはん、おかず、冷凍ごはん、牛乳、コンビニ弁当 |
トースト焼き時間 | 7分40秒(冷凍9分40秒) | 5分45秒(冷凍8分30秒) |
庫内コーティング | 庫内よごれプロテクト | 遠赤・脱臭ブラックコート |
液晶バックライト | あり | なし |
外形寸法 | 幅468×奥行384×高さ338mm | 幅480×奥行390×高さ325mm |
庫内有効寸法 | 幅374×奥行310×高さ180mm | 幅376×奥行320×高さ173mm |
角皿寸法 | 38.4×30cm | 38.8×30cm |
設置寸法 | 左右3.0cm、上方10cm | 左1.5cm、右4.5cm、上方10cm |
質量 | 約15kg | 約13kg |
年間消費電力量 | 電子レンジ59.4kWh、オーブン14.0kWh(計73.4kWh) | 電子レンジ57.0kWh、オーブン16.4kWh(計73.4kWh) |
発売日 | 2025年8月1日 | 2024年8月1日 |
価格 | 約47,000円〜 | 約28,000円〜 |
見た目や操作性から、庫内の広さ、設置しやすさまで、細かな違いが並びます。
特に日々の使い勝手やお手入れのしやすさ、省スペース性と、最新モデルも進化していますね。

▼液晶のバックライトが明るくて、操作が迷わずできるのがうれしいですね

▼基本機能にしぼることで、価格を抑えて選びやすくなっています

ER-60BとER-60Aの共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
大皿もスッと入るゆとりの開口
大皿料理や大きめの耐熱容器も、スムーズに出し入れできる開口幅なんです。
ターンテーブルのないフラット型なので、配置も自由。角形の弁当も不安定にならずに設置できますよ。
内部がまったらで滑らかなので、食品が飛び散ってもサッと拭けて一日の後片付けもらくになりませんね。

外はこんがり中はふっくらの焼き上がり
遠赤ヒーターで全体からしっかり熱を伝える構造で、端までこんがり。
パンやドリアなどは表面がパリっと、中はしっとり。食感も要求したい料理に適していますね。
250℃の高温で焼き上げることもできるので、パウンドケーキやロースト料理もおまかせですよ。
ワンタッチで出来たてを食べられる手際良さ
凍らせたご飯やレトルト料理も、自動モードでラクらく調理できます。
例えば、凍冷パスタや弁当も、設定を迷わずにまんべんにあたためられるので必要な時にさっと使えて便利です。
日常のご飯も助かりますし、調理の手間も縮縫。本当に毎日の味方の要に答えてくれますね。

パンもおかずも、お好み通りの食感に
「ふっくらパンあたため」や「カラッとあたため」など、内蔵メニューも多様。
パンのしっとりさや、揚げ物のサクサク感を、ボタン一つで復活できるのがうれしいですね。
家庭ごとの食事スタイルに合わせて、ベストな加熱ができるのは、ささやかでも大きな魅力ですよ。
足りないときの「もう一品」も短時間で
もう一品足したいな…ってとき、すぐに用意できるモードもありますよ。
凍冷野菜や常備食材を使って、簡単な副菜が1分程度でできるのは日常の助けになりますね。
隣で料理しながらでも完結してくれるので、時間も効率も上手に使えそうです。
ER-D60Bの口コミや評判
ER-D90Bは2025年発売の最新モデルのため、現在のところ参考になる口コミはまだ多く見られません。
購入者の声が集まり次第、随時追記していく予定です。
使用感や満足度が気になる方は、引き続きチェックしてみてくださいね。

ER‑60Aの口コミや評判
- 加熱後にファン音がしばらく鳴り続けるのが気になる
- 中央だけが熱くなりやすく、加熱ムラを感じる
確かに、運転音や加熱ムラに関する声はあります。
ただ、短時間の使用や一品ずつの温めなら、あまり気にならないという意見も多めです。
調理の仕方や置き場所に配慮することで、十分に快適に使えるタイプですね。
音に敏感な方や、静かな空間での使用を重視したい場合は事前にチェックしておくと安心です。
- ターンテーブルがなく庫内が広く、温めムラも少ない
- 操作ボタンが大きめで見やすく、使い方がわかりやすい
- コンパクトで設置しやすく、縦開きドアも便利
- 価格が手頃で、コスパに満足している声が多い
- 配送が早く、初期不良もなくスムーズに使えた
ER‑60Aは、使いやすさとコスパのバランスで高評価を得ているモデルです。
庫内が広くムラなく温まる点や、シンプルで見やすい操作性がとくに好評でした。
初めてのレンジ買い替えや、限られたスペースに置きたい方にもぴったりですね。
価格重視で選ぶなら、満足度は十分高い印象です。

ER-60BとER-60A どっちがおすすめ?
どちらにも魅力がありますが、重視するポイントが違えば、選ぶべきモデルも変わってきます。
ここでは、使い方や暮らしのスタイルに合わせて、どんな人におすすめかをご紹介します。
最新モデルER-60Bがおすすめな人
- 操作やお手入れのしやすさを重視したい方
- 文字が見やすく、快適に使える機種がいい方
- キッチンが狭く、省スペースに置きたい方
- 最新の便利機能も使ってみたい方
最新モデルER-60Bは、毎日使う人ほど快適さを実感できるモデルです。
操作パネルの視認性が高く、ボタンも分かりやすいので、誰でもスムーズに使えますよ。
庫内の汚れを防ぐ加工がされていて、お手入れもラクなのがうれしいところ。
左右のスペースが均等でスリムに置ける設計なので、キッチンの限られた場所にもすっきり収まります。
最新モデルならではの工夫がつまっているので、「今より少し便利にしたい」という方にはぴったりです。
▼1人分・2人分の自動あたためが便利で、毎日の食事準備がラクになります

旧モデルER-60Aがおすすめな人
- できるだけ価格を抑えたい方
- 基本のあたため機能で十分な方
- 設置スペースにゆとりがある方
旧モデルER-60Aは、シンプルに使いたい方にちょうどいい一台です。
自動あたためやトーストといった基本機能はしっかりしており、ふだん使いには問題ありません。
約2万円の価格差があるので、コスト重視で選びたい方にはこちらがおすすめ。
「こだわりすぎなくてもいいから、しっかり温められるものが欲しい」という方には、これで十分満足できると思いますよ。

▼最低限の機能だけでしっかり使える!型落ち品は在庫限りです!

よくある質問 Q&A
Q ER-60AとER-60Bの庫内容量は同じですか?
A はい、どちらも総庫内容量は23Lですが、ER-60Bは高さに少し余裕があり、高さのある容器も使いやすいです。
Q トースト機能はどちらが優れていますか?
A 焼き上がりの早さはER-60A、焼きムラの少なさはER-60Bと、それぞれに特長があります。
Q 設置スペースに違いはありますか?
A はい、ER-60Bは左右に3cmずつ空ければ設置でき、スペースの自由度が高めです。
Q 電気代に大きな違いはありますか?
A 年間の電気代はどちらもほぼ同じですが、使う機能によってわずかな差が出ることがあります。
Q 操作パネルの違いは使いやすさに影響しますか?
A はい、ER-60Bはバックライト付きで見やすく、操作性の面でも快適です。
Q お手入れのしやすさで選ぶならどちら?
A お手入れ重視なら、汚れがつきにくい加工のあるER-60Bがおすすめです。
まとめ|ER-60BとER-60Aの違いを徹底比較!
ここまで、ER-60BとER-60Aの違いを詳しく見てきました。
どちらも石窯ドームらしい基本性能の高さはそのままに、使い勝手や快適性、価格に違いがありましたね。
- ER-60Bは一人分・二人分のあたため機能で量に応じた加熱がしやすい
- ER-60Bは庫内よごれプロテクトとバックライト液晶で快適に使える
- ER-60Aはトーストが短時間で焼き上がり、時短調理に向いている
- ER-60Bは本体サイズがコンパクトで、狭いスペースにも置きやすい
- ER-60Aは価格が約2万円安い
忙しい朝もストレスなく操作したい、家族の食事を効率よくあたためたい――そんな方にはER-60Bがおすすめです。
とにかく費用を抑えたい、最低限の機能で十分という方には、ER-60Aがぴったりですよ。
東芝の石窯ドームなら、毎日のごはんづくりがもっとスムーズに、もっと心地よく続けられますよ。
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