VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLA、型番がよく似ていて、どこが違うのか迷ってしまいますよね。
どちらもパナソニックの「どこでもドアホン」シリーズですが、スペック表を見ても違いが見えにくくて、何を基準に選べばいいのか悩んでしまうことも。

VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAには、使い方や設置まわりなど、次の4つの違いがあります。
- VL-SWE310KFAは広角レンズで死角が少ない
- VL-SWE310KFAはワイヤレス子機で通話ができる
- VL-SWE310KFAは玄関子機が露出型
- VL-SWE310KLAの方が価格が安く、埋込にも対応
それぞれがおすすめなのは、こんな方です。
- 玄関の視野をしっかり確保したい方
- 子機で通話や電話連携を使いたい方
- 露出型でも問題なく設置できるご家庭
- 価格をできるだけおさえたい方
- 埋込設置に対応したモデルを探している方
- 必要最低限の機能で十分な方
どちらがあなたに合っているか、いっしょに選んでいきましょう。
VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAの違いを徹底比較!
VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAには、下記の違いが見つかりました。
比較ポイント | VL-SWE310KFA | VL-SWE310KLA |
---|---|---|
広角レンズ | あり(約170度) | なし |
子機の通話機能 | あり(電話機連携可) | なし |
玄関子機の設置形式 | 露出型 | 露出・埋込両用型 |
価格 | 約36,000円前後 | 約29,000円前後 |
それぞれ詳しく見ていきましょう
▼玄関前の視野が広いので、来客の立ち位置までしっかり映って安心

▼コストを抑えつつ、見やすさや録画などの安心機能はちゃんと入っています

広角レンズの違い
モデル名 | 広角レンズ |
---|---|
VL-SWE310KFA | あり(左右約170度) |
VL-SWE310KLA | なし(標準レンズ) |
VL-SWE310KFAには、左右約170度の広角レンズが搭載されています。
来客の立ち位置がずれていても、画面にしっかり映るので、死角が少なく安心ですよ。
小さなお子さんが玄関前で遊んでいるときや、不審な動きがあったときでも、しっかり確認しやすくなっています。
一方で、VL-SWE310KLAは標準レンズのため、視野角はやや狭めです。

子機の通話機能の違い
モデル名 | ワイヤレス子機での通話 |
---|---|
VL-SWE310KFA | 可能(電話機との連携も対応) |
VL-SWE310KLA | 不可(受信・モニターのみ) |
VL-SWE310KFAには、ワイヤレス子機で電話ができる機能も付いています。
これがあると、わざわざ電話機まで移動しなくても通話ができるので、2階にいてもすぐに対応できますよ。
高齢の家族がいるご家庭や、家の中での移動が大変な方にとっては、安心できるポイントですね。
VL-SWE310KLAは、ワイヤレス子機の電話機能は非対応となっています。

玄関子機の設置形式の違い
モデル名 | 設置形式(玄関子機) |
---|---|
VL-SWE310KFA | 露出型 |
VL-SWE310KLA | 露出・埋込両用型 |
VL-SWE310KFAは「露出型」の玄関子機です。
壁の上にそのまま取り付けるタイプなので、取り替えやすく、取り付け作業が比較的かんたんですよ。
一方で、VL-SWE310KLAは「埋込型」の玄関子機になります。
壁に埋め込んでスッキリ見せたい場合や、新築やリフォーム時にきれいに仕上げたい場合には、こちらが適していますね。

価格の違い
モデル名 | 価格帯(目安) |
---|---|
VL-SWE310KFA | 約36,000円前後 |
VL-SWE310KLA | 約29,000円前後 |
機能面ではVL-SWE310KFAが充実していますが、その分、価格もやや高め。
とはいえ、1万円以内の差であれば、欲しい機能が付いている方を選んだほうが、あとから後悔ないと思います。
一方で、VL-SWE310KLAは基本機能だけで十分な方には、価格を抑えられるぶん魅力的ですね。

スペック比較表
スペック項目 | VL-SWE310KFA | VL-SWE310KLA |
---|---|---|
玄関子機カメラ | 広角(左右170度) | 標準レンズ |
子機の通話機能 | あり(電話機連携可) | なし |
設置形式(玄関子機) | 露出型 | 露出・埋込両用型 |
録画機能 | どちらも対応(SDカード使用) | 同等 |
モニターサイズ | 約3.5型TFTカラー液晶 | 同じ |
対応子機台数 | モニター親機+ワイヤレスモニター子機1台 | 同じ |
発売日 | 2022年10月 | 2022年5月 |
価格(目安) | 約36,000円 | 約29,000円 |
機能やスペックの基本部分は共通ですが、玄関子機の設置形式や広角カメラ、通話機能などで差が出ています。
「必要な機能を備えているかどうか」が選ぶポイントになりそうですね。

▼音声を変えて応対できるので、在宅でも不安を感じずに使えるのがうれしいですね

▼玄関子機は埋込にも対応しているので、リフォームや外観にこだわりたい方にも◎

VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAの共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
「どちらを選んでも安心」と思えるポイントばかりですよ。
来客の様子をしっかり記録できる録画機能
どちらのモデルも、留守中の来客をしっかり録画できる安心の録画機能がついています。
録画はSDカードに保存され、あとから確認できるので、不在時の訪問やトラブルがあったときにも安心。
特に、子どもだけがお留守番しているときや、配達のタイミングを確認したいときにも役立ちますよ。

モニター付きで来客対応がスムーズ
どちらのモデルも、カラー液晶モニターを搭載していて、玄関先の様子をはっきり確認できます。
映像で相手を見ながら応対できるので、知らない人や不審な来客にも落ち着いて対応しやすくなりますよ。
モニターは約3.5型のカラー画面で見やすく、操作も直感的です。

あんしん応答&ボイスチェンジで不在時も安心
どちらの機種も「あんしん応答」や「ボイスチェンジ」機能に対応していて、防犯面でも◎
声を低く変えて応対できるボイスチェンジは、女性ひとりのときや子どもだけでの留守番でも頼りになります。
「あんしん応答」では、あらかじめ録音されたメッセージで訪問者に対応できるので、直接話す必要がないのも嬉しいポイントです。

室内通話・宅配ボックス連携など基本機能も充実
室内通話機能で、親機と子機間の連絡もスムーズにできるようになっています。
また、宅配ボックスと連携すれば、配達物が届いたタイミングで通知を受け取れるなど、暮らしの小さなストレスを減らせる工夫も。
どちらも日常生活をしっかりサポートしてくれる機能がそろっているので、基本性能は安心して選べますよ。

VL-SWE310KFAの口コミや評判
VL-SWE310KFAを実際に使っている方の口コミや評判をご紹介します。
- 録画時間が短く、人物の特定が難しい場合がある
- 広角レンズでも画質がやや粗く感じることがある
録画や画質に関する声が一部見られましたが、いずれも「日常的な使用には大きな問題はない」という評価が多いようです。
細かな画質にこだわる方には物足りなさを感じるかもしれませんが、防犯用としては十分な機能と言えそうですね。

- 広角レンズで玄関全体がしっかり見えて安心できる
- 設置がかんたんで、すぐに使い始められた
- 高齢の家族にもわかりやすく、使いやすい
視野の広さや使いやすさに対する評価が目立ちました。
特に、防犯目的や高齢者のいる家庭などで「見やすさ」と「安心感」がしっかり得られているという声が多く見られます。

VL-SWE310KLAの口コミや評判
続いて、VL-SWE310KLAの実際の口コミや評判をご紹介します。
- 子機での通話ができないのが少し残念
- 広角レンズがないため視野がやや狭く感じる
高機能モデルと比べると、やや物足りなさを感じるという声もありましたが、基本機能だけで十分という方には気にならない範囲。
玄関前の確認や来客対応など、シンプルに使いたい方には必要な機能がしっかりそろっています。

- サイズがコンパクトで場所を取らない
- 必要な機能が揃っていてコスパが良い
- 操作がシンプルで高齢の家族でも使いやすい
価格の手ごろさやコンパクトな設計、操作のしやすさに対する評価が多く見られました。
はじめてテレビドアホンを導入する方や、必要な機能だけを重視したい方からの満足度が高い印象です。

VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLA どっちがおすすめ?迷ったらこちらをチェック
迷ってしまった方に向けて、それぞれのモデルがぴったりな人の特徴をまとめました。。
VL-SWE310KFAがおすすめな人
- 玄関前の広い範囲をしっかり確認したい方
- 子機で電話も使いたい方(親の連絡や宅配対応に)
- 設置が露出型でOKなご家庭
子どもを見ながら応対したい方や、玄関まわりを広く確認したい方にはKFAが安心感ですね。

▼子どもを寝かしつけ中でもその場で応対できる!気になる方はチェックしてみてくださいね。

VL-SWE310KLAがおすすめな人
- 価格をできるだけ抑えたい方
- 玄関子機を埋め込んで設置したい方
- シンプルで必要最低限の機能があれば十分な方
最低限の機能でよくて、見た目をすっきり仕上げたい方には、KLAのほうがコスパも設置性も好まれやすいです。

▼最低限の機能がしっかり揃っていて、シンプルに使いたい方にぴったり

よくある質問(Q&A)
Q 子機を増設することはできますか?
A はい。VL-SWE310KFA・KLAともに、ワイヤレス子機(VL-WD813)を追加登録できます。最大で2台まで増設可能です。
Q 録画した映像はどのように確認できますか?
A モニター親機の画面上から録画リストを表示し、SDカード内の映像をそのまま再生することができます。
Q 玄関子機の交換は自分でできますか?
A 既存の配線を利用できる環境であれば交換は可能ですが、安全面を考慮し、電気工事士による取り付けを推奨します。
まとめ|VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAの違いを徹底比較!
パナソニックのテレビドアホン、VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAの違いについて徹底比較しました。
VL-SWE310KFAとVL-SWE310KLAには、以下のような違いがあります。
- VL-SWE310KFAは広角レンズを搭載
- VL-SWE310KFAはワイヤレス子機で電話ができる
- VL-SWE310KFAは玄関子機が露出型
- VL-SWE310KLAの方が価格が安い
どちらも安心して使える機能がそろっていますが、重視したいポイントによっておすすめは変わってきます。
たとえば、お子さんの見守りや来客時の死角を減らしたい方、家の中でスムーズに応対したい方にはKFAがぴったり。
最低限の機能で十分、外観をすっきり仕上げたい方には、KLAの方が使いやすく感じるかもしれません。
インターホンの応対がもっとラクになるだけで、日々のストレスがちょっと減らせそうですね。
▼玄関先で何かあったときも、広角カメラのおかげで見逃しが少ないのは安心感がありますね

▼モニター付きで、はじめてのテレビドアホンでもすぐに使いこなせますよ