2024年5月に、ハイセンスの4K液晶テレビの最新モデル「U8Rシリーズ」と「U7Rシリーズ」が発売されました。

この記事ではハイグレードモデルU8Rと、スタンダードモデルU7Rの違いを比較していきます!
U8RとU7Rはには下記のような違いがありました。
特に、Mini LEDの進化や音響、反射対策など、映像体験に差が出るポイントは要チェックです。
それぞれがおすすめなのは、こんな方です。
ハイグレードモデルU8Rがおすすめな人
- 映画やスポーツを迫力のある映像と音で楽しみたい方
- 明るい部屋や日中でもテレビをよく見る方
- 85インチ以上の大画面を検討している方
スタンダードモデルU7Rがおすすめな人
- 価格と性能のバランスを重視したい方
- 55〜75インチで、設置場所に合ったサイズを選びたい方
- 普段使いで十分な映像・音質があればOKな方
どちらも魅力があるので、使う場所や重視したいポイントに合わせて選べるのが嬉しいですね。
では、どんなポイントが異なるのかチェックしてみましょう。
ハイグレードモデルU8R
▼映画やライブ映像を、まるでその場にいるような迫力で楽しめます





スタンダードモデルU7R
▼必要な機能はしっかり揃っているから、ふだん使いにもぴったりです



U8RとU7Rの違いを徹底比較!
まずはそれぞれの違いを票にまとめました。
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
価格帯 | 高価(55V型:約176,000円〜) | 安価(55V型:約98,000円〜) |
サイズ展開 | 50・55・65・75・85・100インチ | 55・65・75インチ |
輝度性能 | 最大2000nit | 最大750nit |
Mini LEDの種類 | Mini LED PRO | Mini LED |
分割数(ローカルディミング) | 最大2940分割(85V型) | 最大240分割(75V型) |
パネルの種類 | ADS Proパネル | ADSパネル |
反射防止性能 | 低反射フィルム搭載 | 反射防止機能なし |
視野角性能 | 広視野角シートPRO(光漏れ90%カット) | 広視野角シート |
音響性能 | 2.1.1ch(60W/70W・上向きスピーカー付き) | 2.1ch(40W) |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
価格の違い
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
価格帯(55V型) | 約176,000円〜 | 約98,000円〜 |
価格帯(65V型) | 約220,000円〜 | 約128,000円〜 |
価格で比べてみると、スタンダードモデルU7Rは約10万円ほどお手頃に手に入るモデルです。
リビングにテレビを置きたいけど、できるだけ予算は抑えたい…という方には、ありがたい価格設定ですね。
それに対して、ハイグレードモデルU8Rは少し値が張りますが、画質や音質など、快適さにしっかりこだわった設計になっています。
性能差をしっかり比較していきますね!

サイズ展開の違い
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
展開サイズ | 50 / 55 / 65 / 75 / 85 / 100インチ | 55 / 65 / 75インチ |
ハイグレードモデルU8Rは、コンパクトな50インチから大迫力の100インチまで、サイズの幅がとても広いのが特徴です。
視聴距離や設置スペースに合わせて、より細かく選べるのはうれしいですね。
スタンダードモデルU7Rは、55〜75インチの3サイズ展開。
置き場所を選ばず、必要な画面サイズをしっかりカバーしてくれます。

55インチなら6〜8畳、65インチは8〜10畳、75インチ以上は12畳以上の広めの部屋が目安です!
大画面で映画館気分を味わいたい方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
輝度性能(明るさ)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
最大輝度 | 約2,000nit | 約750nit |
ハイグレードモデルU8Rは、最大2,000nitの高輝度に対応しています。
日差しの差し込む明るいリビングでも、映像がくっきり見えるので、昼間の視聴が多いご家庭にもぴったり。
一方のスタンダードモデルU7Rは約750nitですが、夜間やカーテンを閉めた部屋で見るなら、気にならない明るさです。
昼間もテレビをよく観るという方は、U8Rの方が満足度が高くなりそうですね。

映像のメリハリや、HDRコンテンツの明るさの違いも体感しやすいですよ
明るさにこだわりたい方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
Mini LEDの種類(Mini-LED vs Mini-LED PRO)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
バックライト方式 | Mini-LED PRO | Mini-LED |

ハイグレードモデルU8Rには、Mini-LED PROが採用されています。
従来よりもさらに小さなLEDが、よりきめ細かく光を制御してくれるので、黒の締まりや明暗のコントラストに深みが出ます。
スタンダードモデルU7RもMini-LEDなので十分きれいですが、U8Rはその上を行く表現力が魅力ですね。

映画やドラマの暗いシーンの中の光まで、よりリアルに楽しめるのはU8Rならでは
映像の美しさを重視したい方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
分割数(ローカルディミング)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
分割数(75V型の場合) | 2940分割 | 240分割 |
スタンダードモデルU7RでもMini LEDによる部分的な明るさ調整が可能ですが、U8Rは約12倍もの分割数で、細やかに明暗をコントロールできます。
たとえば夜の街並みを映すシーンで、建物の陰影やネオンの輝きがくっきり描き分けられるのはこの分割数の差のおかげ。

映像のメリハリが強調されるので、見るたびに発見があるような映像体験が楽しめます。
暗い場面も立体感をもって楽しみたい方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
パネルの種類(ADS vs ADS Pro)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
パネルの種類 | ADS Pro | ADSパネル |
どちらも広視野角に優れたADSパネルですが、U8Rはその進化版ともいえるADS Proを採用。
色のズレや明るさのムラがより抑えられていて、斜めから見てもキレイさがほとんど変わりません。
複数人でテレビを囲んで見るときにも、どの位置からでも見やすい画面が保たれるのはうれしいポイントですね。

角度を変えてもキレイに見えると、家族みんなが快適ですよね。
家族みんなでいろんな角度から楽しみたい方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
反射防止性能(あり・なし)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
反射防止 | 低反射フィルムあり | 特になし |
U8Rは、画面に低反射フィルムが施されていて、昼間の自然光や照明の映り込みが軽減されます。
明るい部屋でもテレビの内容が見やすく、目が疲れにくいのがポイントです。
逆に、U7Rは反射対策がされていないため、設置場所によっては光の影響を感じやすいことも。

日差しが入る時間でも、画面が見やすいです
窓が多い部屋や、日中の視聴が多い方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
視野角(光漏れカット)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
視野角 | 広視野角シートPRO (光漏れ約90%カット) | 広視野角シート |

U8Rは視野角シートが進化していて、斜めから見たときの色の変化や光漏れをしっかり抑えてくれます。
家族みんなでソファに横並びで見るときも、どの位置からでもきれいな映像を楽しめるのがうれしいですね。
U7Rも広視野角ではありますが、光漏れ対策まではされていないので、正面以外での視聴が多い方には少し差を感じるかもしれません。

横からでもしっかり見えると、テレビの配置の自由度が上がります
大人数で囲んでテレビを見ることが多い方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
音響性能(2.1ch vs 2.1.1ch)
比較ポイント | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
スピーカー構成 | 2.1.1ch(上向きスピーカー付き) | 2.1ch |
音声出力 | 60W〜70W(サイズにより異なる) | 40W |
U8Rは天面に上向きスピーカーを搭載していて、音が立体的に広がります。
映画やライブ映像を観ると、音に包まれるような感覚で、より没入感のある体験が楽しめますよ。
U7Rも2.1chで十分迫力のある音を出せますが、U8Rの臨場感とは少し差があります。

音を全身で浴びれる満足感を味わってください!
音にもこだわりたい方や、シアター風に楽しみたい方には、ハイグレードモデルU8Rがおすすめ!
違いの比較は以上です!

スペック表
比較項目 | ハイグレードモデルU8R | スタンダードモデルU7R |
---|---|---|
サイズ展開 | 50 / 55 / 65 / 75 / 85 / 100インチ | 55 / 65 / 75インチ |
パネル | ADS Proパネル | ADSパネル |
バックライト | Mini LED PRO | Mini LED |
最大輝度(HDR時) | 最大2000nit(HDRピーク) | 最大750nit(HDRピーク) |
ローカルディミング分割数 | 85V型で2940分割 | 75V型で240分割 |
反射防止 | 低反射フィルム搭載 | 非搭載 |
視野角 | 広視野角シートPRO(光漏れ90%カット) | 広視野角シート |
音響システム | 2.1.1ch(最大85V:70W、75V以下:60W) | 2.1ch(40W) |
チューナー数 | 地デジ×3 / BS・CS×3 | 地デジ×3 / BS・CS×3 |
ネット動画対応 | 対応(VIDAA) | 対応(VIDAA) |
映像エンジン | HI-VIEWエンジンPRO | HI-VIEWエンジン |
PANTONE認証 | 対応 | 非対応 |
ゲーム機能 | 144Hz / VRR / FreeSync / HDMI 2.1×2ポート | 144Hz / VRR / FreeSync / HDMI 2.1×2ポート |
録画機能 | 外付けHDD録画対応 / 裏録画可 | 外付けHDD録画対応 / 裏録画可 |
音声操作 | ハンズフリー音声操作対応(リモコン不要) | リモコン操作のみ |
消費電力(目安) | 55V型:約252W、65V型:約318W | 55V型:約207W、65V型:約248W |
年間消費電力量 | 55V型:206kWh、65V型:262kWh | 55V型:163kWh、65V型:207kWh |
発売日 | 2024年5月 | 2024年5月 |
価格帯(目安) | 約20万円〜(55V型) | 約10万円〜(55V型) |
ハイグレードモデルU8Rは、映像・音・使いやすさすべてにこだわった1台。
一方、スタンダードモデルU7Rは、必要な機能をしっかり備えたコスパ重視のモデルですね。
ハイグレードモデルU8R
▼の広がりが自然だから、ひとり時間も週末の映画も、満足度がぐっと上がります





スタンダードモデルU7R
▼高画質なテレビを、少しお得に手に入れたい方におすすめ



U8RとU7Rの共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
どちらを選んでも安心と思えるポイントばかりですよ。
色の深みと鮮やかさを実現する量子ドット

U8RもU7Rも、色の再現力に優れた量子ドットを採用しています。
赤や青がくっきり際立ち、映像全体にパッと明るさと奥行きが加わりますよ。
たとえば、旅行番組では空や海のグラデーションが美しく、アニメや映画も発色がしっかりしているので、見ていて楽しくなりますね。

映像が美しいと、世界観にどっぷりつかれる気がします。
広視野角がうれしいADSパネル搭載
どちらのモデルも、上下左右の角度から見ても色の変化が少ないADSパネルを採用。
リビングなど広めの空間で、横から見ても映像がくっきり見えるので、家族や友人と一緒に楽しみやすい設計です。
たとえば、ソファで斜めに座っていても見え方が変わらないのは安心ですよね。

家族で囲んで観るスタイルにもぴったりです
Dolby Atmos対応で臨場感のある音に

U8RもU7Rも、Dolby Atmosに対応しています。
音に包み込まれるような感覚が味わえるので、映画やライブ映像がよりリアルに楽しめます。
別売りスピーカーがなくても、テレビだけで没入感がぐんと高まりますよ。

音にこだわりたい方にも満足できる性能です
ネット動画がすぐ楽しめるアプリ搭載

Netflix・YouTube・Amazon Primeなど、主要なネット動画アプリに対応しています。
リモコンのダイレクトボタンからすぐにアクセスできるので、スマホを操作しなくても見たい動画をすぐに再生可能。
テレビをつけたら、そのままサブスク生活がはじまりますよ。

サブスクを利用している方には、サッと再生できる手軽さもほしいですよね
サクサク動くVIDAA OS搭載

独自のVIDAA OSにより、テレビの起動やアプリの切り替えがスムーズ。
複雑な操作なしで直感的に使えるUIなので、機械が苦手な方でも安心です。
リモコンの反応も良く、待ち時間もほとんどありません。

サクサク動くとストレスも減ります
ゲーム機との相性もばっちり(HDMI2.1/VRR/144Hz対応)

どちらもHDMI2.1端子を2系統搭載し、PS5などの最新ゲーム機とも快適に接続できます。
リフレッシュレート144HzやVRR、ALLMにも対応していて、動きの速いゲームでもなめらかな映像を楽しめますよ。

大画面でゲームするなら、この性能は外せませんね
U8RとU7R どっちがおすすめ?
どちらにも良さがあるからこそ、自分にはどっちが合うかな?と考える方も多いかもしれません。
ここでは、使い方や好みに合わせて選びやすいよう、それぞれの特徴をまとめてみました。
ハイグレードモデルU8Rがおすすめな人
- 最新技術の高画質テレビで映画やスポーツを楽しみたい方
- 明るいリビングでの視聴が多く、日中でも見やすさを重視したい方
- よりリアルなコントラスト表現にこだわりたい方
- 大画面サイズ(85V型以上)を検討している方
- 音響やスピーカーの構成にもこだわりたい方
ハイグレードモデルU8Rは、明るさ・コントラスト・音の迫力といった面で優れた仕様となっており、テレビそのもののクオリティにこだわりたい方にぴったりです。
特に、日中に自然光の入るリビングでテレビを見ることが多いご家庭や、ホームシアター感覚で映像を楽しみたい方におすすめ。
細部の表現までくっきり楽しみたい、こだわり派の方にも満足できる性能です。

リビングが映像の世界に早変わり♪
▼高画質と高音質をどちらも叶えたい方に、ぴったりの一台です





スタンダードモデルU7Rがおすすめな人
- 予算をおさえつつ、しっかり高画質を楽しみたい方
- 55~75V型の主流サイズで、ちょうどいいテレビを探している方
- 反射防止や広視野角など、日常使いの快適さを重視したい方
- 消費電力にも気をつけながら選びたい方
スタンダードモデルU7Rは、最新の高画質技術をしっかりおさえながらも価格が抑えられており、家計とのバランスを見ながら選びたい方におすすめです。
視聴環境がそこまで明るくない、サイズも標準的なもので十分、という方であれば、U7Rでも映像美をたっぷり楽しめます。
買い替えや初めての大画面テレビとしても扱いやすい1台ですね。

コストパフォーマンス重視なら、U7Rでも十分満足できますよ
▼明るさや色味も十分きれいで、初めての大画面にも選びやすいですよ



まとめ|U8RとU7Rの違いを徹底比較!
ハイセンスの4K Mini LEDテレビ、U8RとU7Rの違いについて徹底比較しました。
U8RとU7Rには、以下のような違いがあります。
ハイグレードモデルU8Rは、画質も音質もとことんこだわりたい方にぴったり。
明るいリビングでも細かい描写までくっきり映り、映画やドラマの世界にしっかり入り込めます。
スタンダードモデルU7Rは、性能をしっかり押さえながらも、価格とのバランスが魅力。
テレビを置くスペースが限られていたり、リビングとは別の部屋で楽しみたい方にとっては、扱いやすさが大きなメリットになりそうです。
見慣れた番組も、鮮やかでクリアな映像と広がりのある音で、ぐっと引き込まれる時間に。
ひとり時間のドラマも、夫婦で過ごす週末の映画も、特別なものなりそうですね。
ハイグレードモデルU8R
▼「せっかく買うならいいものを」と考えている方に、ぜひ検討してほしいモデルです





スタンダードモデルU7R
▼ムダを省いて、ちょうどいい一台を選びたい方にぴったりです


