TP-LinkのTapoシリーズにある見守りカメラC220とC210。
どちらも高性能で価格が手ごろなことから、初めて使う方にも人気があります。

型番がよく似ていて、選び方がわかりにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、使い勝手や搭載されている機能にいくつか違いがあるんです。
- C220は、400万画素&30fpsで動きや表情までくっきり映る
- C220は、人物・ペット・泣き声をAIで見分けてくれる
- C220は、夜間もカラーに近い自然な映像で確認しやすい
- C220は、必要な通知だけが届くからスマホ確認のストレスが少ない
- C210は約4,000円安く、複数台導入でもお財布にやさしい
それぞれに向いているのは、こんな方です。
- 通知の正確さや画質にこだわりたい方
- 夜間でもしっかり映像を確認したい方
- ペットやお子さんの見守りに使いたい方
- まずは手頃な価格で見守りカメラを試してみたい方
- 2台目やサブカメラとして導入を考えている方
- 基本的な機能があれば十分という方
この記事では、Tapo C220とC210の違いを丁寧に整理して、それぞれに向いている方の特徴もご紹介していきます。
▼動きや表情までくっきり残したいなら、高画質×30fpsがあるこのモデルが安心

▼玄関や寝室にも増設したいなら、価格の安さが一番の決め手になります

Tapo C220とC210の違いを徹底比較!
Tapo C220とC210には下記の違いが見つかりました。
画質の違い
モデル | 画質(解像度 / フレームレート) |
---|---|
Tapo C220 | 400万画素(2560×1440) / 30fps |
Tapo C210 | 300万画素(2304×1296) / 15fps |
C220は、画質もフレームレートもC210より上なので、映像のなめらかさが違います。
特に、子どもやペットが急に動いたときでもブレにくく、表情や動きがしっかり映るんです。
あとで録画を見返すときも、「あれ?何してるか分からない…」みたいなことが起きにくいのは安心ですよね。
ふだんの様子をちゃんと残しておきたい場所には、こうした画質の差がじわっと効いてきます。

AI検知の違い
モデル | AI検知機能 |
---|---|
Tapo C220 | 人物・動物・赤ちゃんの泣き声を検知 |
Tapo C210 | 動体検知のみ |
C220は、ただ動きを感知するだけじゃなく、「誰が動いたか」を見分けてくれるのがポイントです。
たとえば、ペットが歩いても通知はスルーして、赤ちゃんの泣き声だけを知らせてくれるような使い方もできるんです。
ムダな通知に振り回されずに済むので、日中忙しいときや家事の最中でも、スマホ確認のストレスがぐっと減らせますよ。

ナイトビジョンの違い
モデル | 夜間撮影の方式 |
---|---|
Tapo C220 | スターライトセンサーでカラー映像対応 |
Tapo C210 | 赤外線LEDによる白黒映像 |
C220はスターライトセンサーを搭載していて、夜でもカラーに近い映像で様子が見えるんです。
玄関まわりや子ども部屋など、暗くても誰がいるかひと目でわかると安心ですよね。
一方のC210は赤外線での白黒映像なので、動きは分かっても、細かい状況までは見えにくいこともあります。
「夜の間もしっかり見守っておきたいな」という方には、C220のほうが頼れる存在になりそうです。

通知の正確さの違い
モデル | 通知精度 |
---|---|
Tapo C220 | AIで不要な通知が減る |
Tapo C210 | 動きがあるたびに通知が来る |
C220は、AIが「誰の動きか」を判断してくれるので、通知の精度がぐんと高くなっています。
人が映ったときだけ通知が届くようにすれば、ペットの移動やカーテンの揺れに反応しすぎることもありません。
「通知が多すぎて、見るのが面倒になっちゃう…」というお悩みも、ぐっと減らせるんじゃないでしょうか。
C210はシンプルな動体検知なので、ちょっとした動きにも反応しやすいのが特徴です。

価格の違い
モデル | 価格(楽天) |
---|---|
Tapo C220 | 7,658円 |
Tapo C210 | 3,770円 |
価格はTapo C210が約3,800円、C220は約7,700円と、倍近い差があります。
C220は、画質の高さや映像のなめらかさにくわえて、AIによる人物・ペット・泣き声の判別や、夜でもカラー映像で確認できる機能などが搭載されています。
こうした強化ポイントを考えると、C220は「高くても安心を重視したい方」にしっかり応えてくれるモデルなんです。
一方でC210も、パン・チルト・録画・アプリ操作など、基本の見守り機能はしっかり揃っています。
価格を抑えながら必要な機能だけを手軽に使いたい方にとっては、コストパフォーマンスの高さが魅力といえますね。

スペック比較表
項目 | Tapo C220 | Tapo C210 |
---|---|---|
解像度 | 2560×1440(400万画素) | 2304×1296(300万画素) |
フレームレート | 30fps | 15fps |
ナイトビジョン | スターライトセンサー | 赤外線LED |
AI検知機能 | 人物・ペット・泣き声 | なし(動体検知のみ) |
録画保存 | microSD(最大512GB)/クラウド | microSD(最大512GB)/クラウド |
音声通話 | 双方向通話 | 双方向通話 |
パン・チルト機能 | 上下左右に対応 | 上下左右に対応 |
電源 | ACアダプター(micro USB) | ACアダプター(micro USB) |
価格(楽天) | 約7,658円 | 約3,770円 |
発売時期 | 2023年秋ごろ | 2021年ごろ |
こうして並べてみると、C220は画質や機能が一段階アップしているぶん、価格にもその違いが反映されています。
一方で、C210も見守りカメラとしての基本はしっかりカバーしているので、「まずは試してみたい」という方にはちょうどいいモデルです。

▼通知が多すぎて疲れたなら、AIで“必要なときだけ”に変えたほうがラクです

▼価格を抑えて始めたいなら、約4,000円の差はかなり大きいと思いませんか?

Tapo C220とC210の共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
「どちらを選んでも安心」と思えるポイントばかりですよ。
お部屋全体を見渡せるパン・チルト機能
カメラの向きを上下左右に動かせるパン・チルト機能を搭載。
1台で広範囲をカバーできるので、部屋の隅やペットの移動も見逃しません。
カメラの設置位置に悩まなくて済むのは、意外と助かるポイントなんですよね。

声を届けられる双方向通話機能
スマホアプリから声を届けられる双方向通話に対応しています。
「ただいま〜」の子どもに「おかえり!」と声をかけたり、ペットにいたずらをやめさせたりと、離れていても気持ちが伝えられるんです。
わざわざ電話をかけるほどでもないちょっとした声かけって、意外とあるんですよね。

録画もできるから、あとから確認できて安心
どちらのモデルもmicroSDカード(最大512GB)に対応していて、録画が可能です。
外出中に通知が来ても、その場で見られないことってありますよね。
そんなときでも、あとから映像を確認できるのは大きな安心につながります。

スマホで直感的に操作できる手軽さ
専用アプリ「Tapoアプリ」を使えば、スマホからカメラの操作や録画再生がかんたんにできます。
初期設定もアプリの案内にそって進めるだけなので、機械が苦手な方でも安心ですよ。
外出先から様子をチェックしたり、通知を管理したりと、すべてスマホで完結するのがうれしいですね。

Tapo C220の口コミや評判
- 価格がやや高く、複数台導入にはコストがかさむ
- AI検知の通知が多すぎると感じることがある
確かにC220は高機能な分、価格もやや高めです。
また、AI検知の精度が高いぶん、こまめに通知が届くことで煩わしさを感じる方もいるようです。
ただ、ペットや子どもの見守りをしっかりしたい方には、それが安心感にもつながります。
- 画質がきれいで、映像がなめらか
- スターライトセンサーのおかげで夜でも見やすい
- AIでペットや人をしっかり識別してくれる
C220は、映像のきれいさと夜間の見やすさに対して特に評価が高い印象です。
また、AI検知による通知の正確さも、見守りカメラとしての信頼感につながっています。
しっかり確認できる安心感が欲しい方には、満足度の高いモデルだといえそうですね。

Tapo C210の口コミや評判
- 通知が多くて、必要のないときまで反応してしまう
- 画質がやや粗く、細かい部分が見えづらい
価格の手頃さが魅力のC210ですが、動きのあるものすべてに反応するため、通知が多すぎると感じる声もありました。
また、画質が300万画素のため、映像の細部がややぼやける場面もあるようです。
とはいえ、初めての見守りカメラとしては十分な性能といえるでしょう。

- 価格がとにかく安くて導入しやすい
- 基本機能はしっかり備わっていて使いやすい
- 設置がかんたんで、アプリ操作もわかりやすい
「この価格でここまで使えるのはすごい」と評価されているC210。
パン・チルトや録画機能、ナイトビジョンなど、基本をしっかり押さえていて、初めての見守りカメラとして安心して使える声が多く見られました。
とくに「アプリが使いやすい」という声は、機械が苦手な方にとっても心強いポイントですね。

Tapo C220とC210 どっちがおすすめ?
「わたしの使い方には、どっちが合ってるかな?」と迷ったときに大切なのは、何を重視したいかなんです。
ここでは、それぞれのカメラが持つ“うれしいポイント”をもとに、選びやすく整理しました。
Tapo C220がおすすめな人
- 子どもやペットの様子を細かく見守りたい方
- 暗い時間帯も、できるだけ見やすい映像がいい方
- 通知の数を減らして、必要な情報だけ受け取りたい方
- 高性能な機種を長く安心して使いたい方
C220は、画質・AI検知・ナイトビジョンといった、見守りに必要な性能がとてもバランスよく整っています。
とくに、動きや表情をしっかりとらえておきたい方にはうれしい1台です。
日中はもちろん、夜でもカラー映像で確認できるから、防犯目的でも頼もしい存在になってくれそうですね。
暮らしの中で「ちゃんと見えてる」という安心感が欲しい方には、満足度の高いモデルだと思います。

▼夜も誰かを見分けたいなら、白黒じゃなくカラーのナイト映像が心強いですよ

Tapo C210がおすすめな人
- 気軽に見守りカメラを使いはじめたい方
- 価格を抑えて、必要な機能をしっかり使いたい方
- 寝室や玄関など、落ち着いた場所での使用を想定している方
- 2台目やサブカメラとしても取り入れやすい方
C210は、やさしい価格ながら、録画・パンチルト・通話など、うれしい機能はきちんとそろっています。
使い方が決まっている場所に設置すれば、しっかり活躍してくれますよ。
「まずは試してみたい」「ムリなく取り入れたい」と思っている方にもぴったりです。
シンプルで扱いやすいモデルなので、毎日の見守りに、気負わず取り入れやすいのも魅力なんです。

▼まずは1台で様子を見たい方は、コスパ優先で選んで正解ですよ

よくある質問(Q&A)
Q 録画にはクラウドサービスは必要ですか?
A クラウドを使わなくても、microSDカードに録画できます。連続録画やイベント録画もカードに保存されます。
Q カメラの映像は外出先でも見られますか?
A Tapoアプリを使えば、スマホでどこからでもリアルタイム映像を確認できます。通知や操作もすべてアプリから可能です。
まとめ|Tapo C220とC210の違いを徹底比較!
ここまで、Tapo C220とC210の違いを、画質・通知の精度・夜間撮影などの観点からご紹介してきました。
どちらを選ぶかによって、見守りの安心感や使いやすさにも差が出てくることが見えてきましたね。
- C220は、400万画素&30fpsで動きや表情までくっきり映る
- C220は、人物・ペット・泣き声をAIで見分けてくれる
- C220は、夜間もカラーに近い自然な映像で確認しやすい
- C220は、必要な通知だけが届くからスマホ確認のストレスが少ない
- C210は約4,000円安く、複数台導入でもお財布にやさしい
お子さんやペットの見守りをより丁寧にしたい方には、C220の高性能が心強く感じられるはずです。
一方で、はじめての1台として「使ってみたい」を叶えてくれるのが、手に取りやすい価格のC210ですね。
どちらを選んでも、安心感を日常にプラスしてくれる1台になってくれそうですよ。
たとえば忙しい朝にアプリでサッと確認できるだけで、外出時の不安が少し軽くなるかもしれません。
▼赤ちゃんの泣き声通知があるのは、このモデルだけ。知らずに選ぶと後悔かも

▼動体検知だけでOKな方は、この機能だけのモデルのほうが迷わず使えます