この記事では、新しく登場したMRO-W1Dと、ひとつ前のモデルMRO-W1Cの違いについてご紹介していきます。
2025年6月7日に日立のオーブンレンジ、ヘルシーシェフ最新モデル「MRO-W1D」が発売されました。
これにともない、旧モデルである「MRO-W1C」は、現在は型落ちという扱いになっています。
注目したい違いは、調理の幅が広がる機能や、手軽さ・時短につながるポイントです。
- MRO-W1Dは熱風旨み焼きメニューが多く、グリル調理の幅が広がる
- MRO-W1Dは「わがやのアレンジ料理」に対応で自分好みの味つけで作れる
- MRO-W1Dはオートメニューが豊富で自動メニューから選ぶだけで食事が完成
- MRO-W1Dは冷蔵・冷凍・常温の組み合わせ調理で忙しい日でも時短に
- MRO-W1Cはボウルメニューで後片付けがラクになる
- MRO-W1Cはスピードメニュー充実で5〜10分でメイン料理を用意できる
- MRO-W1Cは1分メニューであと1品をさっと用意できる
- MRO-W1Cは約66,000円安い
それぞれのモデルは、こんな方に向いていそうです。
- 野菜までしっかり調理したい方
- 味付けや加熱方法を自分で調整したい方
- 冷凍・冷蔵・常温の食材を一度に調理したい方
- コスパ重視で選びたい方
- 1分スピードメニューやボウル調理を活用したい方
- メニュー数の豊富さを重視したい方
それでは、2つのモデルについて、もっと詳しく違いを見ていきましょう。
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MRO-W1DとMRO-W1Cの違いを徹底比較!
MRO-W1DとMRO-W1Cには下記の違いが見つかりました。
タップで各項目に移動 | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
熱風旨み焼きメニュー | 14メニュー | 17メニュー |
アレンジ料理機能 | わがやのアレンジ料理 | 非搭載 |
オートメニュー数 | 297 | 285 |
ボウルメニュー | 非搭載 | 搭載 |
スピードメニュー | やや少なめ | 多数搭載 |
最短調理時間 | 不明 | 最短1分 |
冷凍・冷蔵・常温の組み合わせ | 対応 | 非対応 |
価格 | 約115,280円 | 約49,000円 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
熱風旨み焼きメニューの違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
熱風旨み焼きメニュー | 多い(全22メニュー) | 少ない(全14メニュー) |

どちらも熱風を使った旨み焼き調理が可能ですが、選べるメニューの数には違いがあります。
MRO-W1Dは22種類と豊富で、肉や魚、野菜などさまざまな食材に対応できるのが特長です。
ボタンひとつで火加減を調整してくれるので、時間がない日でも手間なくメイン料理を用意できるのは助かりますよね。
「調理のバリエーションを広げたい」「家族の好みに合わせたい」と考える方には、W1Dの充実ぶりが心強く感じられるかもしれません。

わがやのアレンジ料理の有無
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
わがやのアレンジ料理 | あり | なし |

MRO-W1Dには、「わがやのアレンジ料理」という便利な機能が付いています。
この機能を使えば、冷蔵庫にある食材を自由に組み合わせて、手軽にアレンジメニューを楽しめるんです。
「今日は買い物に行けなかった…」なんて日でも、余り物で工夫しながら一品作れるのはうれしいですよね。
献立に悩んだときや、いつもとちょっと違う料理に挑戦したいときにも役立ちそうです。

オートメニュー数の違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
オートメニュー数 | 225 | 210 |
オートメニューの数は、MRO-W1Dのほうが15種類多くなっています。
あらかじめ用意されたレシピが多いほど、食材を入れてボタンを押すだけで済む場面が増えます。
たとえば、帰宅後すぐにごはんを用意したいときや、献立を考える余裕がないときにも重宝しますよ。
「今日は何を作ろう…」と迷う日が多い方には、うれしいポイントかもしれませんね。

ボウルメニューの違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
ボウルメニュー | 非搭載 | 搭載 |

MRO-W1Cには、「ボウルメニュー」という時短調理に役立つ機能が搭載されています。
耐熱ボウルに食材を入れてスタートするだけで、主菜や副菜がまとめて調理できるんです。
まな板やフライパンを使わずに済むので、洗い物も少なくてすみます。
夕方のバタバタする時間帯でも、すぐに1品できあがるのはありがたいですよね。

スピードメニューの違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
スピードメニュー | やや少なめ | 多数搭載 |
MRO-W1Cには、短時間でさっと作れる「スピードメニュー」が充実しています。
冷凍食品の温めやお弁当のおかずづくりなど、パパッと用意したいシーンにぴったりです。
忙しい朝や「あと1品ほしいな」という夕食時に、時間をかけずにもう一品が作れるのは心強いですね。

最短調理時間の違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
最短調理時間 | 不明 | 最短1分 |
MRO-W1Cは、最短1分で調理が完了するメニューを搭載しています。
朝の出発前や、すぐに食事を用意したいときにパッと使えるスピード感が魅力です。
「とにかく時間がない!」という場面でも、しっかり活躍してくれる頼れる1台ですよ。

冷凍・冷蔵・常温の組み合わせ対応の違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
食材の温度違い対応 | 冷凍・冷蔵・常温の組み合わせ対応 | 対応なし |

MRO-W1Dは、冷凍・冷蔵・常温の食材を一緒に調理できる機能を搭載しています。
たとえば冷凍していた肉と、冷蔵庫の野菜、常温の調味料をそのまま使っても、バランスよく火が通るのがうれしいポイントです。
解凍や温度調整の手間が省けるので、帰宅後すぐに料理を始めたい方や、下準備の時間を短縮したい方にはとても便利ですね。

価格の違い
比較ポイント | MRO-W1D | MRO-W1C |
---|---|---|
価格相場(執筆時点) | 約115,280円 | 約49,000円 |
旧モデルのMRO-W1Cは、型落ちになったことで価格が大きく下がっています。
一方、新型のMRO-W1Dは、冷蔵・冷凍・常温の同時調理や「わがやのアレンジ料理」など、時短や使い勝手の面で機能が進化しています。
価格差はありますが、毎日の調理をどれだけラクにしたいかによって、その価値の感じ方は変わってきます。
「少し高くても、時短と快適さを優先するか」
それとも
「機能は必要最低限でOKだから、価格を抑えるか」その選び方がポイントになりそうですね。

スペック比較表
項目 | MRO-W1D(新型) | MRO-W1C(旧型) |
---|---|---|
タイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ | 過熱水蒸気オーブンレンジ |
熱風旨み焼き | 対応 | 対応 |
センサー | Wスキャン(赤外線+重量)+温度センサー | Wスキャン(赤外線+重量)+温度センサー |
レンジ機能 | 100〜1000W、適温・2品同時・スチーム・温度設定あたため、ムラを抑えて解凍 | 100〜1000W、適温・2品同時・スチーム・温度設定あたため、ムラを抑えて解凍 |
オーブン | 100~310℃、熱風コンベクション、ダブル光速ヒーター、上下2段、スチーム発酵(30~45℃) | 100~310℃、熱風コンベクション、ダブル光速ヒーター、上下2段、スチーム発酵(30~45℃) |
グリル出力 | 1300W(大火力平面グリル) | 1300W(大火力平面グリル) |
スチーム方式 | 給水タンク式・ボイラー熱風式 | 給水タンク式・ボイラー熱風式 |
庫内容量 | 30L(幅401×奥322×高218mm) | 30L(幅401×奥322×高218mm) |
メニュー数 | オート247/旨み焼き45/ボウル74/スピード54/1分メニュー5 | オート242/旨み焼き35/ボウル84/スピード58/1分メニュー8 |
スマホ連携 | ヘルシーシェフアプリ対応 | ヘルシーシェフアプリ対応 |
便利機能 | LED庫内灯×2、ボタン一体型ダイヤル、簡単レンジ・マイリストボタン、左右・背面ピッタリ設置 | 同左 |
お手入れ | 丸洗いテーブルプレート、汚れが落ちやすい側面、平面グリル、洗える給水タンク&つゆ受け、清掃・脱臭・水抜きコース | 同左 |
液晶表示 | フルドット液晶(バックライト付き) | 同左 |
外形サイズ・重量 | 幅497×奥442×高375mm/約18.0kg | 同左 |
カラー | フロストブラック・フロストホワイト | 同左 |
発売日 | 2025年6月7日 | 2024年6月 |
本体サイズや加熱方式は共通ですが、調理サポート機能や搭載メニュー、温度管理の違いに注目です。
日常の調理スタイルや時短へのこだわりによって、どちらが合っているかが見えてきますよ。

▼冷凍×常温をまとめてチン、忙しい夕方に革命を

▼必要な機能だけに絞って、コスパで選ぶ正解

MRO-W1DとMRO-W1Cの共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
忙しい日もスムーズ!2品同時加熱機能
温め直しのたびに何度もレンジを使うのって、地味に面倒ですよね。
MRO-W1D・MRO-W1Cは、2品を同時に温められる「2品同時加熱」に対応。
ごはんとおかずを一度に温められるので、忙しい平日でもごはん支度がスムーズになりますよ。

しっとり&サクッと!過熱水蒸気&ノンフライ調理
どちらのモデルも、過熱水蒸気とノンフライ調理に対応しています。
唐揚げやコロッケは、油を使わずに外カリッと中はジューシー。
パンや冷凍お惣菜もふっくら仕上がるので、毎日の料理がぐっと楽になりますよ。

加熱ムラを防ぐ!Wスキャン調理


Wスキャン調理機能で、食品の重さや温度を自動で検知してくれるので、加熱ムラを抑えて仕上げてくれます。
温めすぎてパサパサになることもなく、冷凍ごはんやおかずもふっくらちょうどよく温まります。

たっぷり入る&掃除しやすい!ワイドフラット庫内
ターンテーブルなしのワイドなフラット庫内で、大皿料理やお弁当も余裕で入ります。
奥までサッと拭けるから、お掃除の手間もグンとラクに。

毎日のごはん作りがラクに!300種類以上の自動メニュー
MRO-W1D・MRO-W1Cともに300種類以上の自動メニューを搭載。
ボタンひとつで和洋中やスイーツまで調理できるので、献立に悩む日も安心です。

プロのように焼き上げる!300℃の高火力オーブン

最大300℃の高火力オーブンで、グラタンやピザは香ばしく、お肉や魚も中までしっかり火が通ります。
パンやお菓子づくりにも活躍してくれますよ。

MRO-W1Dの口コミや評判
※新モデルのMRO-W1Dは発売前のため、現時点では実際の口コミは確認できません。
ここでは、旧モデル(MRO-W1C)を使用していた方のレビューを参考に、製品全体の傾向を把握できるようまとめています。
MRO-W1Cの口コミや評判
- 庫内が狭く、大きめのお皿が入らないことがある
- メニューが多すぎて、使いこなすまで時間がかかる
- あたため機能がやや弱めに感じるという声も
たしかにメニュー数の多さや庫内サイズについては、慣れや工夫が必要な部分もあるようです。
ただし、よく使うあたためやオーブン機能だけに絞って使えば、問題ないという意見も見られました。
お弁当やパンなどのあたため中心の方には、十分なスペックといえそうです。

- ボウルメニューで洗い物が減るのが助かる
- スピードメニューで忙しい朝もすぐに調理できる
- レシピ通りでしっかり仕上がるので料理が楽しくなった
ボウル1つで調理できる手軽さや、時短調理への満足度が特に高く評価されていました。
共働き家庭や育児中の方など、「とにかくラクに済ませたい」人にぴったりの1台と言えそうです。

MRO-W1DとMRO-W1C どっちがおすすめ?
どちらにも良さがあるからこそ、「自分にはどっちが合うかな?」と考える方も多いかもしれません。
ここでは、使い方や好みに合わせて選びやすいよう、それぞれの特徴をまとめてみました。
MRO-W1Dがおすすめな人
- 仕事や家事で忙しく、1分でも時短したい方
- 冷蔵・冷凍・常温の食材を一気に加熱したい方
- オート調理に頼って料理の手間を減らしたい方
- アレンジ料理でレパートリーを広げたい方
MRO-W1Dの魅力は、ただの高性能ではありません。
「熱風旨み焼き」や「わがやのアレンジ料理」など、料理の手間を減らしつつ美味しく仕上がるメニューが満載。
さらに、異なる温度帯の食材を同時に加熱できるのはこのモデルだけ。
価格差はありますが、「毎日の料理がラクになる」ことに価値を感じる方には、最新モデルがおすすめです。

▼本気のグリル調理、オーブン任せで手間ゼロに

MRO-W1Cがおすすめな人
- 1人〜2人分の食事が中心の方
- なるべく手間をかけずに時短調理したい方
- 価格を抑えて必要な機能をそろえたい方
- ボウルひとつでさっと調理したい方
MRO-W1Cは、型落ちモデルながら「スピードメニュー」や「ボウルメニュー」が豊富。
1分でできる超時短メニューや、洗い物も減らせるミニマルな調理スタイルが特徴です。
オートメニュー数も多く、コスパの高さは抜群。
必要な機能をしっかり押さえつつ、手頃な価格で手に入れたい方には、こちらが最適です。

▼毎日使うからこそ、迷わず気軽に使える方を

よくある質問(Q&A)
Q MRO-W1DとW1Cのサイズは同じですか?
A 本体サイズはどちらもほぼ同じで、設置スペースに大きな違いはありません。
Q スピードメニューとはどんな機能ですか?
A スピードメニューは、加熱時間を最小限に抑えて1分前後で調理が完了する時短メニューです。忙しい朝や帰宅後に便利です。
Q アレンジ料理機能って何ができるの?
A 「わがやのアレンジ料理」機能は、よく使うメニューの味つけを調整して登録できる便利なカスタム機能です。
Q 冷凍・冷蔵・常温の組み合わせ調理はどう便利なの?
A 異なる温度の食材を一度に加熱できるので、下ごしらえの手間が減り、効率よく調理ができます。
まとめ|MRO-W1DとMRO-W1Cの違いを徹底比較!
日立のスチームオーブンレンジ、MRO-W1DとMRO-W1Cの違いについて徹底比較しました。
MRO-W1DとMRO-W1Cには、以下のような違いがあります。
- MRO-W1Dは熱風旨み焼きメニューが多く、グリル調理の幅が広がる
- MRO-W1Dは「わがやのアレンジ料理」に対応で自分好みの味つけで作れる
- MRO-W1Dはオートメニューが豊富で自動メニューから選ぶだけで食事が完成
- MRO-W1Dは冷蔵・冷凍・常温の組み合わせ調理で忙しい日でも時短に
- MRO-W1Cはボウルメニューで後片付けがラクになる
- MRO-W1Cはスピードメニュー充実で5〜10分でメイン料理を用意できる
- MRO-W1Cは1分メニューであと1品をさっと用意できる
- MRO-W1Cは約66,000円安い
献立を考える手間も調理の段取りもまとめてラクにしたいなら、迷わず最新モデルMRO-W1D。
一方、「あと一品」や「サッと一皿」が日常のスタイルに合うなら、MRO-W1Cの手軽さがぴったりです。
価格も約6万円ほど抑えられるので、コスパで選びたい方にもうれしいですね。
ヘルシーシェフがあると、レンジひとつでこんなに料理が変わる――そんな驚きと満足感がきっと待っていますよ。
▼アレンジ自在な「わがやの味」、もう一段上のごはんへ

▼ボウルひとつで完結、洗い物の呪いから解放!