2025年6月、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」シリーズから、AX-LSX3CとAX-RS1Cが発売されました。
- AX-LSX3C … ヘルシオの最上位モデル
- AX-RS1C … 上位モデルとして機能充実

AX-LSX3CとAX-RS1Cには以下のような違いがありました。
-
AX-LSX3C
- 保温機能搭載で家族の生活に合わせられる
- 発酵温度の幅が広く手作りパンや発酵料理のバリエーションが広がる
- 本体でメニュー検索ができ、操作が直感的で使いやすい
- お手入れ機能が充実していてより衛生的
- 調理網が2枚あり同時調理が可能
- 表示文字サイズの切り替えができるから、視認性◎
- 年間消費電力量が控えめで省エネ
- カラーバリエーションが違う
- サイズがコンパクト
- AX-RS1Cは価格が約5万円安い
AX-RS1C
- とにかく高機能なモデルを使いたい方
- 一度に多品目を調理したい方
- 家族の食事タイミングがバラバラな方
- 設置スペースに余裕がない方
- 価格を抑えたい方
- 必要な機能がそろっていれば十分な方
本記事ではこの2モデルについて、調理機能・使いやすさ・搭載メニュー・サイズ感・価格など、全13項目の違いをくわしく比較しています。
▼ヘルシオ最上位モデル「AX-LSX3C」はこちらから!
▼ヘルシオ上位モデル「AX-RS1C」はこちらから!
AX-LSX3CとAX-RS1Cの違いを徹底比較!
AX-LSX3CとAX-RS1Cには下記の違いが見つかりました。
※タップで読みたい項目にジャンプします
比較ポイント | AX-LSX3C | AX-RS1C |
---|---|---|
保温機能 | あり(30分) | なし |
冷凍調理 | 専用アンテナ搭載 | 通常加熱 |
発酵温度 | 4段階(35℃対応) | 3段階 |
メニュー数 | 掲載288/自動305 | 掲載169/自動141 |
本体の高さ | 420mm | 390mm |
庫内の高さ | 240mm | 225mm |
調理網 | 2枚(2段収納) | 1枚 |
メニュー検索 | スマホ+本体 | スマホのみ |
お手入れ機能 | 庫内乾燥・網クリーン | 基本クリーン |
文字サイズ変更 | 切替可 | 標準のみ |
年間消費電力量 | 72.0kWh | 73.5kWh |
本体カラー | プレミアムブラック/ブラストメタルホワイト | マットホワイト/ダークメタル |
価格 | 約212,000円〜 | 約162,000円〜 |
それぞれ詳しく見ていきましょう!
保温機能の違い
モデル | 保温機能 |
---|---|
AX-LSX3C | あり(30分保温) |
AX-RS1C | なし |
AX-LSX3Cは「ほかほかキープ」機能を搭載しており、最大30分間調理後の温かさを保てます。
家族の食事時間がずれやすい共働き家庭や子育て世帯には、再加熱の手間を減らせるうれしい工夫ですね。
揚げ物や焼き物なども再加熱なしで食感を保てるため、時間がずれても“できたて”の美味しさを楽しめますよ。

冷凍調理の違い
モデル | 冷凍調理 |
---|---|
AX-LSX3C | 専用アンテナ搭載でムラなく加熱 |
AX-RS1C | 通常加熱 |
AX-LSX3Cは専用アンテナの搭載により、冷凍食品の加熱ムラが起きにくくなっています。
冷凍ブロッコリーやミートボールなども、ふっくら仕上がるのがうれしいですね。
お弁当作りが日常になっているご家庭には、特に使い勝手の良さを感じられる違いです。

スチーム発酵温度の違い
モデル | スチーム発酵温度 |
---|---|
AX-LSX3C | 30℃・35℃・40℃・45℃ |
AX-RS1C | 30℃・40℃・45℃ |
AX-LSX3Cは35℃の発酵温度に対応しているのが特長です。
低温でじっくり発酵させたい天然酵母パンやヨーグルトづくりなどに適していますよ。
温度調整にこだわる方には、この4段階の設定があるだけで仕上がりの安心感が変わってきますね。

掲載・自動メニュー数の違い
モデル | 掲載メニュー/自動メニュー数 |
---|---|
AX-LSX3C | 288/305 |
AX-RS1C | 169/141 |
AX-LSX3Cは300種以上の自動調理メニューを搭載し、レパートリーが自然に広がります。
「今日は何にしよう」と悩むことが減って、毎日のごはんづくりが少しラクになりますよ。
RS1Cはクラウドで補えるものの、スマホ操作が必須になるため、本体で完結したい方にはLSX3Cの方が使いやすいかもしれません。

本体の高さの違い
モデル | 本体の高さ |
---|---|
AX-LSX3C | 420mm |
AX-RS1C | 390mm |
設置場所に制限がある場合、本体の高さは意外と見落とせないポイントです。
AX-RS1Cは高さ390mmとややコンパクトで、吊戸棚のあるキッチンなどにも収まりやすいサイズ感。
LSX3Cはやや高さがありますが、その分大きめの耐熱容器や蒸し器を使いたい方には安心ですね。
庫内高さの違い
モデル | 庫内の高さ |
---|---|
AX-LSX3C | 240mm |
AX-RS1C | 225mm |
庫内の高さは、使える調理器具の選択肢や2段調理のしやすさに直結します。
AX-LSX3Cは240mmとゆとりがあり、プリンや茶碗蒸しのような重ね調理にも対応しやすいですよ。
調理の幅を広げたい方や、大きめの器を使いたい方には、少しの差でも便利に感じられるかもしれません。
調理網の違い
モデル | 調理網 |
---|---|
AX-LSX3C | 2枚(2段収納対応) |
AX-RS1C | 1枚 |
AX-LSX3Cは調理網が2枚付属しており、2段調理ができるのが魅力です。
主菜と副菜を一度に調理したいときなど、時短にもつながりますね。
RS1Cは網1枚のシンプル構成なので、あまり同時調理をしない方にはそちらのほうが使いやすいかもしれません。

メニュー検索方法の違い
モデル | メニュー検索方法 |
---|---|
AX-LSX3C | スマホ+本体検索可 |
AX-RS1C | スマホのみ |
AX-LSX3Cは本体パネルから直接メニュー検索ができ、スマホなしでもレシピ選びが完結します。
家族みんなで使う場合や、スマホの電池が切れているときにも心強いですね。
RS1Cはスマホアプリが前提となるため、スマホ操作が得意な方や、1人で使うことが多いなら十分に便利ですよ。

お手入れ機能の違い
モデル | お手入れ機能 |
---|---|
AX-LSX3C | 庫内乾燥・角皿網クリーンあり |
AX-RS1C | 基本クリーン機能のみ |
AX-LSX3Cには、使用後の「庫内乾燥」や「角皿・網クリーン」機能が搭載されています。
湿気を残さず、ニオイやカビの発生を防げるので、清潔を保ちたい方にはうれしいポイントですね。
RS1Cはシンプルな清掃機能のみですが、普段のお手入れが苦でない方には十分な仕様です。

文字サイズ変更の可否
モデル | 文字サイズ |
---|---|
AX-LSX3C | 標準/大きめ切替可 |
AX-RS1C | 標準のみ |
AX-LSX3Cは、表示文字の大きさを「標準」と「大きめ」から選べます。
視力に不安のある方や年配のご家族とも共有しやすい仕様です。
RS1Cは標準サイズのみの表示となるため、画面の見やすさを重視する場合はLSX3Cが安心ですね。
年間消費電力量の違い
モデル | 年間消費電力量 |
---|---|
AX-LSX3C | 72.0kWh |
AX-RS1C | 73.5kWh |
年間の電力消費量は、LSX3Cの方がわずかに省エネ設計です。
1.5kWhの差は、電気代に換算すると年間で約47円程度と小さいですが、毎日の積み重ねを考えると気になる方もいますよね。
多機能でありながらエコ性能も兼ね備えている点が、LSX3Cの魅力といえそうです。

本体カラーの違い
モデル | カラーバリエーション |
---|---|
AX-LSX3C | プレミアムブラック/ブラストメタルホワイト |
AX-RS1C | マットホワイト/ダークメタル |
AX-LSX3Cは、プレミアム感のあるブラックや光沢ホワイトが特徴です。
キッチンに高級感を加えたい方や、スタイリッシュな空間を目指す方にぴったりのカラーですね。
RS1Cはナチュラルで親しみやすい印象のマットホワイト系で、明るいキッチンとの相性も良好です。

価格の違い
モデル | 参考価格 |
---|---|
AX-LSX3C | 約212,000円〜 |
AX-RS1C | 約162,000円〜 |
約5万円の差はありますが、AX-LSX3Cは保温・お手入れ・文字サイズ切替・本体検索など、家族全員が使いやすくなる工夫が満載です。
共働き家庭や複数人での共用を考えると、毎日のストレスが減る価値は小さくありません。
一方、RS1Cも基本機能はしっかり。使用頻度や人数が少ないご家庭なら、価格重視でこちらを選んでも満足度は高そうですね。

スペック比較表
項目 | AX‑LSX3C | AX‑RS1C |
---|---|---|
発売年 | 2025年 | |
タイプ | ウォーターオーブン(ヘルシオ) | |
庫内容量 | 30L(2段調理対応) | |
加熱方式 | 過熱水蒸気/熱風コンベクション/ヒーター加熱/レンジ加熱 | |
レンジ出力 | 800W・600W・500W・200W相当(自動切替あり) | |
使用ヒーター | 上部・後部加熱ヒーター+蒸気ヒーター | |
センサー | 絶対湿度+赤外線(8眼) | 絶対湿度+赤外線(4眼) |
オーブン温度 | 100~250℃/30・35・40・45℃ | 100~250℃/30・40・45℃ |
グリル機能 | 有(上下ヒーター式) | |
トースト | 途中裏返し不要 | 途中裏返し必要 |
保温機能 | あり(最大30分) | なし |
お手入れ機能 | 庫内乾燥・角皿網クリーン | 庫内クリーンのみ |
操作パネル | カラー液晶+物理ボタン | モノクロ液晶+物理ボタン |
表示文字サイズ | 標準/大きめ 切替可 | 標準のみ |
庫内照明 | LED照明付き | |
庫内寸法 | 約395×305×240mm | 約395×310×225mm |
外形寸法 | 約490×430×420mm | 約500×435×390mm |
質量 | 約23kg | 約22kg |
年間消費電力量 | 72.0kWh | 73.5kWh |
待機時消費電力 | 0.0W(電源オフ時) | |
騒音レベル | 約45〜50dB(公称値非公開) | |
自動メニュー数 | 305(掲載288) | 141(掲載169) |
付属品 | 角皿2枚・網2枚 | 角皿2枚・網1枚 |
無線LAN | 対応(IEEE802.11b/g/n) | |
対応アプリ | COCORO KITCHEN | |
レシピダウンロード | 対応(クラウド連携) | |
オートメニューカスタマイズ | 可(お気に入り登録あり) | 不可 |
本体カラー | プレミアムブラック/ブラストメタルホワイト | マットホワイト/ダークメタル |
細かな仕様まで比較してみると、AX-LSX3Cは調理サポートやお手入れ機能、ユーザーインターフェースまで抜かりない設計です。
一方で、AX-RS1Cは必要十分な機能を備えつつ、サイズや価格に配慮された設計が魅力ですね。

▼スマホなしでも使いやすい操作パネルだから、家族とシェアしやすいですね
▼基本機能はしっかり備えているから、コスパ重視でも安心して選べます
AX-LSX3CとAX-RS1C 共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
油を使わず揚げ物風に仕上がる調理法
揚げ物って後片付けが大変だったり、油の量が気になったりしますよね。
このモデルは、過熱水蒸気のみを使う「ウォーターオーブン方式」で、油を使わずに調理できます。
外はカリッと中はふんわり、余分な脂や塩分もカットしてくれるので、健康志向のご家庭にもぴったりです。

材料を並べるだけで一品完成
忙しい日は、献立を考えるのも大変ですよね。
「まかせて調理」なら、冷凍・冷蔵・常温の食材を一緒に並べるだけで、自動でちょうどよく加熱してくれます。
ボタンひとつで手軽にバランスのよい一皿が完成するので、毎日のごはんづくりがぐっと楽になりますよ。
少量の焼き物も手軽においしく
ちょっとした焼き物って、フライパンやトースターを出すのが面倒だったりします。
「らくグリ!調理」なら、専用トレーを使って少量のグリル料理が簡単にできます。
後片付けもラクなので、一人分の副菜や朝食の準備にも重宝しますよ。

お惣菜もおいしくよみがえる
買ってきた揚げ物や焼き魚、温め直すとべちゃっとして残念なことありませんか?
このモデルなら「おいしさ復元あたため」で、外はサクッと中はふんわりの状態に戻してくれます。
お惣菜の満足度が上がるので、ムダなくおいしく活用できますね。
2品同時調理で時短が叶う
ごはんづくり、主菜と副菜を別々に作るのって意外と手間ですよね。
このモデルは庫内容量30Lの大容量で、上下2段を使って一度に複数の料理が作れます。
調理の手間がぐっと減って、時間に余裕ができるのがうれしいポイントです。

AX‑LSX3CとAX‑RS1Cの口コミや評判
AX-LSX3CとAX-RS1Cを購入するなら、実際に使った方のリアルな口コミもチェックしておきたいですよね。
ただ、どちらの機種も発売されたばかりで、まだ口コミが見つかりませんでした。
口コミが掲載され次第、あらためて分かりやすくお伝えしていきますので、もう少しお待ちくださいね。
AX-LSX3CとAX-RS1C どっちがおすすめ?
どちらもヘルシオならではの機能はそなえていますが、「どんな風に使いたいか」で選ぶポイントがはっきり分かれてきます。
ここでは、それぞれのモデルが合う人の特徴をわかりやすくまとめてみました。
AX-LSX3C がおすすめな人
- 食事のタイミングがずれても、温かいまま出せる安心感がほしい方
- 献立を考えるのが大変で、レパートリーをもっと広げたい方
- パン作りや発酵レシピなど、手づくりにもしっかり取り組みたい方
- 家族と一緒に使いたいから、見やすく操作しやすい本体を選びたい方
- お手入れまでラクに済ませたいから、毎日続けやすい機種を探している方
AX-LSX3Cは、価格は高めですが、そのぶん「不満なく、長く使える工夫」がしっかり詰まっています。
たとえば、305種類の自動メニューや、35℃まで対応の発酵モード、温かさをキープできる保温機能など、どれも毎日の調理に役立つものばかり。
さらに、見やすいカラー液晶や本体操作のしやすさ、庫内のお手入れ機能までそなえているので、家族みんなでストレスなく使える一台です。

▼パンやヨーグルトづくりもできるので、手作りを楽しみたい方にもぴったりです
AX-RS1C がおすすめな人
- 設置スペースが限られているキッチンでも、無理なく使いたい方
- 機能はひと通りあれば十分で、コスパのいいモデルを選びたい方
AX-RS1Cは、最上位ほどの多機能ではないぶん、サイズ感や価格面での扱いやすさが光るモデルです。
高さが39cmとやや低めなので、吊戸棚があるキッチンでも設置しやすく、必要な機能をしっかり押さえつつ手頃な価格で手に入れられます。
アプリ連携によるレシピ操作が中心になるため、デジタル操作に慣れている方にはとても効率よく使えると思いますよ。

▼価格をおさえて健康調理を始めたい方にもおすすめです
よくある質問(Q&A)
Q AX-LSX3CとAX-RS1Cはどちらもスマホと連携できますか?
A はい、どちらも「COCORO KITCHEN」アプリに対応しており、スマホでレシピ検索や送信ができます。ただし、AX-LSX3Cは本体のみでメニュー検索ができる点が異なります。
Q 設置スペースに違いはありますか?
A はい、AX-RS1Cは高さが390mmとコンパクトですが、AX-LSX3Cは420mmと少し高めです。設置予定のスペースに合わせて寸法をご確認ください。
Q トーストや揚げ物の温め直しはどちらでもできますか?
A はい、どちらも「おいしさ復元あたため」機能に対応しており、カリッとした食感に温め直せます。
Q 自動メニューの種類に違いはありますか?
A はい、AX-LSX3Cは305種類、AX-RS1Cは141種類の自動メニューに対応しています。より多くのレパートリーを楽しみたい方にはAX-LSX3Cがおすすめです。
Q 発酵温度はなぜ大切なのですか?
A 発酵温度が細かく調整できると、パンやヨーグルトなどの発酵食品を安定して作れます。AX-LSX3Cは35℃に対応しており、繊細な調整が可能です。
まとめ|AX-LSX3CとAX-RS1Cの違いを徹底比較!
シャープの最新ウォーターオーブン、AX-LSX3CとAX-RS1Cの違いを比べてみると、意外と細かな工夫がたくさん見つかりましたね。
それぞれの違いが、どんなふうに使い勝手や暮らし方に影響するのか、あらためて整理してみましょう。
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AX-LSX3C
- 保温機能搭載で家族の生活に合わせられる
- 発酵温度の幅が広く手作りパンや発酵料理のバリエーションが広がる
- 本体でメニュー検索ができ、操作が直感的で使いやすい
- お手入れ機能が充実していてより衛生的
- 調理網が2枚あり同時調理が可能
- 表示文字サイズの切り替えができるから、視認性◎
- 年間消費電力量が控えめで省エネ
- カラーバリエーションが違う
- サイズがコンパクト
- AX-RS1Cは価格が約5万円安い
AX-RS1C
どちらもウォーターオーブンとしての基本性能はしっかりしていて、「まかせて調理」や「おいしさ復元あたため」など、日常的に便利な機能がそろっていますよ。
機能や使い方のスタイルに合わせて、納得できるほうを選んでみてくださいね。
たとえば、
- 食事時間がズレがちなご家庭で、保温や多機能を重視したい方にはAX-LSX3C
- 必要な機能に絞って、設置性や価格を優先したい方にはAX-RS1C
ヘルシオの上位モデルならではの「水で焼く」調理の手軽さと、便利機能の数々を実感できるはずですよ。
▼使った後のお手入れが簡単なので、毎日気軽に活用できます
▼高さ39cmのコンパクト設計で、スペースが限られたキッチンにもすっきり置けます