2025年5月、ハイセンスの4K液晶テレビに、プレミアモデルU9RとハイグレードモデルU8Rが登場しました。
新型U9RとU8Rは、同じ年に発売されたグレード違いのモデルです。

この記事では、ハイセンスの4K液晶テレビ、U9RとU8Rの違いを徹底比較していきます!
U9RとU8Rには下記のような違いがあります。
特に画質や音響、サイズのバリエーションなどに差があるので、選ぶ前にしっかり確認しておきたいですね。
それぞれがおすすめなのは、こんな方です。
プレミアモデルU9Rがおすすめな人
- コントラストや立体感のある映像を重視したい方
- 臨場感のある音で映画やスポーツを楽しみたい方
- 特大サイズのテレビを検討している方
スタンダードモデルU8Rがおすすめな人
- 価格を抑えつつ高性能なテレビを探している方
- 大画面を気軽に取り入れたい方
- 家族みんなで広い角度から楽しみたい方
それでは、どんな点が違うのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
ハイグレードモデルU8R
▼Mini LED XとVAパネルの組み合わせで、映画の暗いシーンもくっきり映ります



ハイグレードモデルU8R
▼予算をおさえて、機能も画質も妥協したくない方におすすめです





U8RとU9Rの違いを徹底比較!
ハイグレードモデルU8RとプレミアモデルU9Rには下記の違いが見つかりました。
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
価格(75V型) | 約448,000円 | 約298,000円 |
サイズ展開 | 65 / 75 / 85V型 | 50 / 55 / 65 / 75 / 85 / 100V型 |
Mini LEDの種類 | Mini LED X | Mini LED PRO |
最大輝度 | 約2,000cd/m²(推定) | 約1,500〜1,800cd/m²(推定) |
ローカル分割数 | 1,056分割 | 384分割 |
音響性能 | 2.1.2ch (上向きスピーカー含む) | 2.1ch (フルレンジ×2、サブウーファー) |
反射防止 | 超低反射パネル採用 | 通常処理 |
パネルの種類 | VAパネル(コントラスト重視) | ADSパネル(視野角重視) |
視野角 | 狭め | 広め |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
価格帯の違い
サイズ | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
50V型 | ― | 約168,000円 |
55V型 | ― | 約198,000円 |
65V型 | 約338,000円 | 約238,000円 |
75V型 | 約448,000円 | 約298,000円 |
85V型 | 約648,000円 | 約448,000円 |
100V型 | ― | 約898,000円 |
プレミアモデルU9Rは、画質や音響のグレードアップにともなって、ハイグレードモデルU8Rよりも価格は高めです。
たとえば75V型で比較すると、その差は15万円ほど。
「映像や音の質にこだわりたい」方にとっては納得の価格差ですが、「できるだけ予算を抑えて大画面を楽しみたい」方にはU8Rの方が選びやすく感じるかもしれませんね。
それでは、このあと少し詳しく比べていきましょう。

サイズ展開の違い
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
展開サイズ | 65V型・75V型・85V型 | 50V型・55V型・65V型・75V型・85V型・100V型 |
ハイグレードモデルU8Rは、小さめから超大画面まで、6つのサイズから選べます。
寝室や子ども部屋に置ける50V型から、映画館のような100V型まで選択肢が広いのが魅力。
プレミアモデルU9Rは65V型以上に絞られていて、リビングなど広い部屋向けといえそうです。

6畳なら55V型、10畳以上なら65V型以上が◎。
100V型はシアタールームや広いLDK向きですね♪
100V型の超大型モデルまで選びたい方には、プレミアモデルU9Rがぴったり!
Mini LEDの種類(画質グレード)
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
Mini LED種類 | Mini LED X | Mini LED PRO |
映像の印象 | より深い黒とくっきりした映像に強い | 明るさとコントラストがしっかり |

プレミアモデルU9Rには、より上位の「Mini LED X」が使われています。
細かい光の調整ができるので、暗い場面でも黒がしっかり黒く見えて、明るいところとのコントラストもくっきり。
全体の映像がより立体的に見えやすく、細かい違いも感じ取りやすくなっていますよ。
夜に部屋を暗くして映画を見るのが好きな方や、大きな画面で没入感を楽しみたい方には、U9Rの映像力がぴったりです。

映像のメリハリがあると、夜の映画も見やすくて快適ですね
より繊細な明暗や立体感にこだわる方には、プレミアモデルU9Rがおすすめ!
最大輝度の違い
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
最大輝度 | 約2,000cd/m² | 約1,500〜1,800cd/m² |
プレミアモデルU9Rは、ハイグレードモデルU8Rよりも最大輝度が高く、約1.5倍ほど明るく表示できます。
日差しが入る昼間のリビングでも、画面が白っぽくならず、細かい映像までしっかり見やすいんです。
暗い場面でも輪郭がはっきり映るので、映画やドラマの世界に自然と引き込まれますよ。

ハッキリ見やすい映像になります
明るい部屋でもしっかり映像を楽しみたいなら、プレミアモデルU9Rを選んで正解!
ローカル分割数の違い
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
ローカルディミング分割数 | 約1,300分割 | 約500分割 |
プレミアモデルU9Rは、ローカルディミングの分割数が約1,300にのぼり、ハイグレードモデルU8Rの約2.5倍。
細かなエリアごとに明るさを調整するため、黒がしっかり沈み、奥行きのある映像表現が可能になります。
とくに映画やゲームなど、コントラストの高い映像を楽しみたい方には、この差がはっきり感じられますよ。

暗い部屋で映画をじっくり楽しむ方には、U9Rの映像の立体感は外せませんね
黒の深みやメリハリある映像を楽しみたい映画好きさんには、プレミアモデルU9Rが向いています!
音響性能の違い
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
スピーカー構成 | トップスピーカー+フロントスピーカー | 下向きスピーカー |
出力 | 60W(2.1.2ch) | 40W(2.0ch) |
ハイグレードモデルU8Rは標準的なスピーカー構成。
プレミアモデルU9Rは前方向・上方向に音が広がるスピーカーを搭載しています。
とくにU9Rは天井からの反射も活かした立体音響に対応しており、映画やライブ映像をよりリアルに楽しめる設計です。
サウンドバーがなくても、テレビ本体だけで音に包まれるような感覚が得られるのは魅力ですね。

セリフが聞き取りやすいと、料理をしながらでもちゃんと内容が分かります
音にもこだわって臨場感たっぷりの映像体験をしたい方には、プレミアモデルU9Rが満足度高いです!
反射防止性能の違い
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
反射防止処理 | ノングレア(低反射)仕様 | 通常仕様 |

プレミアモデルU9Rは、画面への映り込みが抑えられるノングレア仕様です。
日差しの入りやすい時間帯でも、テレビの画面がしっかり映りますよ。
朝のニュースや昼間のドラマをよく見る方にとっては、ありがたいですね。
ハイグレードモデルU8Rも見にくいわけではありませんが、強い光の差し込みがある部屋では多少気になる場面も出てくるかもしれません。

窓の近くにテレビを置く予定なら、U9Rの方がはっきり見えますよ
日中のリビングでよくテレビを見る方には、プレミアモデルU9Rが映り込みを抑えて見やすいです!
パネルの種類の違い
比較ポイント | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
パネルの種類 | VAパネル (狭め) | ADSパネル (広い) |
ハイグレードモデルU8RはADSパネルで、視野角が広め。
リビングで家族みんなが少し横からテレビを見るときも、色味のバランスが崩れにくく、きれいな画面のまま楽しめます。
一方プレミアモデルU9Rは、VAパネルを採用。
映像のコントラストがくっきり出るので、夜に照明を落として映画を観るようなシーンでは、画面の奥行きや暗い部分のしっとり感がしっかり感じられますよ。

また、「広角視野シートPRO」を搭載しており、VAパネルながらも左右からの見やすさが向上しています。

横に並んで見ることが多いわが家では、U8Rの自然な見え方がぴったりかも♪
どの角度からでもきれいに見えるテレビを選びたい方には、ハイグレードモデルU8Rが向いています!
スペック比較表
比較項目 | プレミアモデルU9R | ハイグレードモデルU8R |
---|---|---|
サイズ展開 | 65V型・75V型・85V型 | 50V型・55V型・65V型・75V型・85V型・100V型 |
パネル種類 | VAパネル | ADSパネル |
Mini LED種別 | Mini LED X | Mini LED PRO |
ローカル分割数 | 最大1,600分割(85V型) | 最大1,296分割(100V型) |
最大輝度 | 最大3,000nit | 最大1,500nit |
映像エンジン | HI-ViewエンジンX | HI-ViewエンジンX |
音響構成 | 最大9スピーカー/出力82W(85V型) | 最大7スピーカー/出力66W(100V型) |
HDR対応 | HDR10+ / Dolby Vision | HDR10+ / Dolby Vision |
リフレッシュレート | 最大144Hz | 最大144Hz |
重量(75V型) | 約38.2kg(スタンド含む) | 約30.5kg(スタンド含む) |
価格(75V型) | 約30万円前後 | 約22万円前後 |
発売日 | 2025年5月 | 2025年5月 |
U8Rはサイズや価格の選択肢が幅広く、コスパを重視したい方にうれしい仕様。
一方でU9Rは映像美や音質の臨場感にこだわったプレミアム設計で、満足度の高い視聴体験を求める方に向いています。
大きな画面で映画やスポーツをしっかり楽しみたいなら、U9Rがしっくりくるかもしれませんね♪
ハイグレードモデルU8R
▼Dolby Atmosの立体音響で、リビングがホームシアターのように感じられます



ハイグレードモデルU8R
▼サイズ展開が豊富だから、部屋の広さに合わせてぴったり選べます





U8RとU9R 共通の機能や特徴
ここからは、どちらのモデルにも共通している便利な機能をご紹介します。
どちらを選んでも安心と思えるポイントばかりですよ。
高画質を実現するULED X & AIピクチャー

映像処理を担う「HI-ViewエンジンX」は、シーンごとに最適な明るさやコントラストに調整してくれます。
さらに、AIピクチャー機能が視聴環境を検知し、照明の明るさや部屋の雰囲気に合わせて、より見やすく自然な画面に自動で整えてくれます。

空のグラデーションや夕焼けのシーンも、色の段差が出にくく、なめらかで自然な映像に。
ニュースやドラマの風景が、まるで目の前に広がっているかのようなリアルさで楽しめます。
明るい昼間でも、夜に照明を落とした時間でも、テレビがその場の雰囲気をくみ取って、ちょうどよい映像に整えてくれますよ。

明るさが自動で整うから、朝のリビングでも画面が見やすいですよ
美肌リアリティPROで人物も自然な色合いに

ニュースやドラマなど、人の登場するシーンで「なんだか色味が変…」と感じたことはありませんか?
両モデルとも、人の肌を美しく、自然に映す「美肌リアリティPRO」を搭載。
この機能があることで、人物の肌が不自然になりにくく、よりリアルに見えるんです。

自然な映像で目にやさしいのがうれしいですね。
HDRコンテンツもきれいに映る多彩な規格対応
HDR10+、Dolby Vision、HLGといったHDR規格に幅広く対応しています。
明暗の差がくっきり出るので、明るい屋外シーンも、暗い夜のシーンもリアルな奥行きで楽しめます。
映画やドラマの魅力が、ぐっと引き立ちますね。

暗い場面でもちゃんと表情まで見えるから没頭できます
量子ドットによる鮮やかな色彩表現

広色域技術「量子ドット」を採用しており、色の再現性が非常に豊かです。
お花畑の鮮やかさや、青空の深さなども、自然に感じられる発色です。
ニュースやバラエティ番組さえも、ちょっと華やかに見えるかもしれませんね。

色にこだわりたい方にうれしい機能です
信頼感のある色再現性
世界的な色の基準「PANTONE(パントン)」の認証を取得。
正確な色表現ができる証として、映像制作のプロからも信頼されています。
見たままのリアルさを追求する方にとって、安心感のあるポイントですね。
Pantone認証とは?
色の専門機関「Pantone」が、色を正しく映せているテレビだと認めた証です。
肌の色や風景の色も、より自然に近い見た目で楽しめます。
144Hz対応のゲームモードPRO搭載

最大144Hzの高リフレッシュレートで、動きの速いゲームでも滑らかに描写されます。
遅延も抑えられていて、シューティングやアクションゲームでもストレスの少ないプレイができますよ。
「VRR」「ALLM」「FreeSync Premium」にも対応しているので、最新のゲーム機との相性もばっちりです。

ゲームをする時にラグが少ないのは助かる!
Dolby Atmos & AIサウンドで広がる臨場感

上下左右に広がる立体音響の「Dolby Atmos」に対応。
さらに、AIサウンド機能でジャンルに応じた最適な音質に調整してくれるので、どんな番組でも聴き取りやすく、快適に楽しめます。
映画や音楽ライブを観るときは、まるで映画館にいるような気分になれそうです。

音に包まれるような感覚ってテンション上がりますよね。
便利なVIDAA OSでストレスなくネット動画

操作性のよい「VIDAA OS」を搭載しており、ネット動画もサクサク。
YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどの人気アプリも最初から使えます。
音声検索にも対応していて、リモコンに話しかけるだけで目的の番組をすぐに再生できるのも便利です。

音声検索で子どもの好きな動画をすぐ出せるのは便利ですよ
録画やタイムシフトも快適な便利機能
外付けHDDを使えば、地デジ・BS・CSの番組を2番組同時に録画できます。
見たい番組が重なっても、あとからゆっくり楽しめるのがうれしいですね。
2画面表示やタイムシフト再生にも対応しており、見逃しを気にせずに番組をチェックできますよ。

気になる番組を逃しません!
U8RとU9R どっちがおすすめ?
どちらにも良さがあるからこそ、「自分にはどっちが合うかな?」と考える方も多いかもしれません。
ここでは、使い方や好みに合わせて選びやすいよう、それぞれの特徴をまとめてみました。
プレミアモデルU9Rがおすすめな人
- より高画質な映像にこだわりたい方
- ホームシアター感覚で、映画やドラマを楽しみたい方
- 音にもこだわりたい方(上向きスピーカー付き)
- 夜に照明を落として、じっくり視聴することが多い方
U9Rは、Mini LED XやVAパネルなどを採用したプレミアモデルです。
黒の深みがより自然に表現されるため、夜の映画やドラマ鑑賞にはぴったり。
音響面でも上部スピーカーが加わり、映像と音が一体となった没入感を楽しめます。

静かな時間にじっくりテレビを楽しみたい方には、U9Rの方が満足度が高いかも
▼高輝度×ローカルディミングの映像は、まるで画面の奥に奥行きがあるようなリアルさです



ハイグレードモデルU8Rがおすすめな人
- できるだけ価格を抑えつつ、大画面のテレビを選びたい方
- 明るい部屋での視聴が多く、反射の少ないADSパネルを重視したい方
- 家族みんなでテレビを見るので、広い視野角を重視したい方
- スポーツやアニメなど、発色のきれいな映像を楽しみたい方
- サウンドはシンプルでOKという方
U8Rは、コスパに優れたハイグレードモデルです。
反射しにくく、どの角度からでも見やすいADSパネルを採用しているので、リビングのどこからでも快適に視聴できますよ。
画面サイズのバリエーションも豊富で、家族構成やお部屋の広さに合わせて選びやすいのも魅力です。

家族みんなでテレビを囲んで見る機会が多いご家庭には、U8Rがちょうどいいかも
▼大画面で映画やドラマを、家族みんなで楽しめるゆとりがあります





まとめ|U8RとU9Rの違いを徹底比較!
ハイセンスの4K液晶テレビ、U8RとU9Rの違いについて徹底比較しました。
U8RとU9Rには、以下のような違いがあります。
「明るい部屋でテレビを見ることが多い」「映画の雰囲気にこだわりたい」という方には、U9Rのくっきりした映像と音響がぴったり。
一方で、「コスパも重要」「とにかく大画面で迫力を楽しみたい」という方には、U8Rの価格とサイズのバランスが魅力です。
ハイセンスの4K液晶テレビは、Mini LEDの映像美や立体感のあるサウンド、快適なゲーム・動画視聴など、満足感の高いテレビです。
ご家庭にぴったりの一台を見つけるヒントになれば嬉しいです。
ハイグレードモデルU8R
▼音質・画質ともにとことんこだわりたい方にぴったりの1台です



ハイグレードモデルU8R
▼予算をおさえて、機能も画質も妥協したくない方におすすめです




